ドンからドルへ(勝ちやすい市場にお引っ越し)

投資関連(外国株以外)

今日は、雨が降っているので家での作業がメインになりそうです。
娘の元気次第で外に行くかもしれない。

今日は自分のポートフォリオの話。
まだ、迷いがあるので持っているポートフォリオを公開しませんが、方向性を整理したということで記事にします。

結論としては、「ベトナム市場から米国市場へ資産を引っ越し」です。

ここ数年の運用をみなおす

ベトナム株の運用成績は、ここ5年くらい目立つ成績は上げられていません。
配当が年5%(税引き3.5%~4%)くらいで、株価が年+1%くらい。

最初の4年(2010~2014)は、年10%くらい株価が伸びて好調でしたが、そこからは大きな成長をしていません。時期的にも税理士試験に本腰を入れていたため、ポートフォリオの見直しを後回しにしていた感があります。

大きな動きがあったのが2020年2月、新型コロナウイルスの影響で持っていた観光株の下落が大きく、含み益が減りました。更に下げる銘柄を整理しキャッシュポジションを確保。

また、新型コロナウイルス関連で金融緩和がどの国でも全力で行われるようになりました。
これを期に、バリュー株が日の目を浴びることが無さそうなので、グロース株投資をメインにして行こうと決めた次第です。

ベトナム株から米国株へのシフト

まず、動かしたのはベトナムから米国への資金移動。
(といっても、国内証券会社を利用。)

端株(特定の時期に証券会社に買い取ってもらえる)を除き、2銘柄のみ残し売却。

残した2銘柄をなぜ売らなかったか。

 ①コロナにより業績が落ちにくいこと
 ②日本の証券会社で買えないこと

が理由。

ベトナムの上場株は日本で概ね購入できるのですが、UpCOM銘柄(Unlisted Public Company Market)という、「相対で売買する店頭取引市場」の銘柄は日本で扱っていないません。

それでいて、中々の掘り出し物が眠っています。今回保持するのも中々の銘柄なので手放さずもちたいと思います。残した銘柄は、片方が保険(金融)、もう片方は水道(インフラ)です。

バリュー株からグロース株ヘのシフト

もう一つの変化。
バリュー株を潮目が変わるまで若干押さえようという方針転換です。

金融緩和による金融相場の状況で、業績に対して割安かを問うバリュー株は不利です。
(概ね業績は悪いので殆どの銘柄は割高になるため判断できない。)

ベトナム株でアナリスト予想や分析を見たことがありません。(ベトナム最大手クラスのビナミルク(VNM)くらいならあるのかも?)

そこで、投資法としては「財務諸表を見ながら経営成績が良好なバリュー株(グロース株も合わせ技として見ている)」がメイン。

一方で、米国ではアナリストの成績と実際の業績を比較するのがメイン。

グロース株投資は、業績重視。アナリストの予想と実際の成績を比較することが肝要です。
そのため、米国株はグロース株投資向きの国なので、グロース株を扱いやすいのでお金をシフトさせました。

勝ちやすい市場を目指す

有利な市場で戦うことが、株式投資で勝つ秘訣と思われます。
株式は陸上競技ではないので、同じ100メートル走でも平坦な道とは限りません。

坂を上るコースと坂を下るコースがあるなら好タイムが出るのは後者です。
コース選びも重要です。

現在の米国株は、大方の予想では、長期金利が低めでお金も市場に出回ることが見込まれています。有利なコース(市場)で相場を張ることが負けにくい秘訣なので、米国株に引っ越しをしました。

この判断が良いかどうかわかるのは数年先になるとは思いますが、米国株の割合を増やすことにします。

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