スノー・ボール 第23章

リュウです。
今日は第23章、「マンガーとの出会い」です。

バフェットの最高の相棒、
そして、バフェットと瓜二つと言われているチャーリー・マンガー氏との出会いの回です。

当該23章と、バフェットに関する書籍、
株主総会に関する書籍などを読む限り、
瓜二つの2人ですが、ややマンガー氏の方がバフェットよりキツめの性格のように思います。

キツイというと言葉がよくないのですが、
とても堅実な方だと思います。

バフェットが楽観的(当然厳密に分析をしています)に企業を見つけ出すと、
マンガー氏は、そんな企業の弱点を見つけ出してくれる方のようです。

この章の好きな言葉、

チャーリーは、若くして結婚したものの、離婚をしています。
その後、彼が結婚したい女性を見つけ出せるかどうかについて、
以下のようなことを言っています。

「チャーリーは、いい人と出会えるかどうかと言う点で望みを失い始めていた。




 ”出会えるわけが無い。 カリフォルニアの人口2000万人のうち半数が女性だ。

  その1000万人のうち適齢であるのは200万人に過ぎない。



  その中の150万人は既婚者として、残るは50万人。

  そのうち30万人は馬鹿で、5万人は賢すぎるから、残るは15万人。



  その中で僕が結婚したいと思える女性は、

  バスケットボール場に収まるくらいの人数しかいないだろう。

  そこから一人を見つけ出すのだ。



  しかも、相手の考えるバスケットボール場に僕も入っていなければならないんだから。”

  という具合だった。」(P364)

こういう分析の仕方は、
(何故だかはわかりませんが)日本人ではなかなかしません。

たまたまオマハに帰省していたマンガーが、
バフェットとオマハ・クラブで会います。

当時、マンガーは弁護士として大成していました。
自由な暮らしができる条件が整いつつあった。

バフェットのパートナーシップの話を聞きながら、
マンガーは、

「ボクもカリフォルニアで同じようなことができるだろうか。」

と聞いた。

「そうだね、きっとできると思うよ。」

とバフェットは答えています。

その後、互いのご婦人を連れ合って一緒にステーキを食べたりしています。
互いに話しをするのが楽しくて、いつまでもそのネタはつきません。
これはロサンゼルスに戻っても続きます。

これが2人の出会いでした。

株主総会では2人の会話とコメントを聞くことができます。
来年こそは実際に2人に会って話を聞いてみたいものです。

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