リュウです。
今日は第43章です。
この章では、「お金を無償で与えることがいいことか」について、
バフェットの意見が述べられています。
「子供たちに全てを残すべきか?」という記事に対し、
「うちの子供たちは居場所は自分で切り拓く。
それに、どういうことをやりたくても私は味方であることを知っている。」
とバフェットは述べている。
その家に生まれたというだけで、
一生なくならない食糧配給権に等しい信託基金を用意してもらうのは、
「有害」だし、「反社会的」だという。(P129)
バフェットのこのコメントが個人的にはかなり好きです。
彼自身も、一代で財を築いたのと、
常にお金を与え続けたら、自分で稼ぐことができなくなる。
自分の道は自分で切り開く必要があります。
とはいえ、考えようによっては、
クリスマスに3000ドル(数千ドル)渡して、
死亡したときに50万ドルを遺すというのは、それはそれで結構大きな額です。
「やりたいことをはじめるには十分だが、
何もしなかったら暮らせない額」
というのももっともですが、やはり規模の違いを感じました。
彼の資産がこの時点で優に1億ドル以上ある状態からすると、
確かに少なめですが。
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