おはようございます。
リュウです。
今日もバリュー投資関連書籍です。
またか、と思ってしまう方もいるかと思いますが、
あえて読んでいる部分もあります。
あなたは、見知った本を読むとき、
「それは知ってる、あれは知ってる。」
というように考えるでしょうか。
どちらかというと、
「それはここでも書いてあるから、きっと基礎として重要なものだ。」
と読むことで知識が活性化されます。
余談はさておいて、今日の本を紹介したいと思います。
この本では、バリュー投資の基礎が説明されています。
大きく4章に分けられており、
1章については、個人的には良し悪しがあります。
2章は、どういう分野がうまく投資できるか書かれており、
・投資資本比率50%以上
・売上高伸び率と経常利益伸び率
・(2008年は難しい年だったので、平成21年の期末はおおよそ下がっているので注意が要ります。)
・PER(株価/1株辺りの利益)<10倍、PBR(株価/1株辺りの純資産)<1倍
に着目しています。
また、投資しやすい分野について、
・本業に集中している(投資家がわかりやすい株)
・事業内容が理解しやすい(同上)
・安定した需要がある(景気に左右されにくい)
・真似しづらい(市場独占など)
を推奨しています。
バフェットの書いていることをわかりやすく噛み砕いて書いていると思います。
3章では、著者がどういう道を通って、
現在まで投資してきた道のりの概要が書かれています。
週3時間投資の時間の割り振り方法が書かれています。
主に、有力な銘柄探しの時間を最初は使うべきだと述べています。
4章では、具体的なスクリーニング(バリュー銘柄探し)をしています。
主に使うツールは3つ。
・スクリーニング用ソフト(SBI証券の口座のツールを使う(無料))
・会社四季報CD-ROM版(少々高めですが6,000円程度 本だと2500円程度ですが使いにくいかも?)
・Yahooファイナンスなどに登録しポートフィリオ(同お金を割り振るか)を決める。
SBIの口座のツールは便利なので、
口座開設まで少々かかりますが、ぜひ使ってみてください。
この本に載っていなかった補足として、
・複利運用は、2008年のような景気が超後退時には注意が必要です。
・損切りについて書かれていません。
(景気がいいときに出された株本ではこれが抜けてる本が多い)
以下のことを補足していれば今回の本は、
【バリュー投資初心者】にうってつけの本としてます。
リュウ
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(12月9日現在 112冊)
あなたの読書の役に立てるとうれしいです。
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