(391回)再:マンガ ウォーレンバフェット

おはようございます。

リュウです。

ウォーレン・バフェットの読みやすい自伝を再度紹介。

私は、去年の12月くらいにバフェット氏の本とであったわけですが、

彼のじっくりと分析し、大量に購入し待つ投資方法、

そして経営陣を信頼する(信頼できる経営陣を雇った上で)彼の投資スタイル、

そして、ソロモン事件の際の経営者としての彼の活動に興味を持ち、

現在に至ります。

今日紹介する本は、

彼のそんな生い立ちが良くわかる本となっております。

マンガ ウォーレン・バフェット 森生文乃

ウォーレン・バフェットは、

1930年8月30日アメリカのネブラスカ州、オマハという小都市に生まれました。

父親が合衆国の下院議員に選ばれるあたり、

良い家庭に生まれたのかと思いますが、

それほど贅沢な暮らしをしている様子はありません。

彼は少年時代から商才を発揮していきます、

コーラを6缶25セントで購入し、1本5セントで売り、5セントずつ集めるような少年でした。

また、新聞配達のアルバイトの掛け持ちを行って大人波の収入を稼いでいました。

(なお、記載はありませんがゴルフのロストボールをかき集めて売ったり、

パチンコ台を置かせてもらい小銭をためていっていたそうです)

そんな彼が、奇跡的出会いをしたのが19歳の時、

「ベンジャミン・グレアムの証券分析」という本でした。

「日々の株価を気にせず、企業価値に注目する。」

彼は、コロンビア大学に入り、グレアム氏(教授)に弟子入りします。

勉強をしていくうちに、

GEICO(ガイコ)というグレアム氏が会長を勤めている会社を発見し、

直接会社に向かいました。

会社は閉まっていたのですが、

休日に偶然出勤していたデービッドソン氏に出会い、

数時間、彼にGEICOの企業価値について、バフェットの分析と照らし合わせて教えてもらいます。

バフェットはGEICOに自分の資産の3分の2である1万ドルを投資し、

1年後に1万5千ドルにしています。

以降、

スージーと結婚し、親の株取引の会社の手伝いを行い、

グレアム氏の会社に入り、解散、そして独立。

・アメリカンエキスプレス

・バークシャー・ハサウェイ社及びナショナル・インディムニティ・カンパニーの買収

・ワシントンポスト

・etc…

バフェットが、購入して大成功を遂げた企業について、

彼がどのような心境で購入を決めたかがわかる本です。

巻末に、彼の生い立ちが書かれた年表が載っています。

多くのバフェット本では彼の運用成績について書かれているのですが、

彼の生い立ち自体がある程度細かく書かれているのはこのマンガのみです。

この本は、長期投資家、

特にウォーレン・バフェット氏に興味を持っている方が、

初めて読むのに向いている本です。

彼の投資法、投資哲学、

そして、見舞われたアクシデントの概要が載っており、

誰でも気軽に彼の人物像を知ることができます。

私は、彼のおよそ半世紀後の1981年に生まれたのですが、

半世紀後の世界でも彼の投資法で1から財を築けることを証明したいものです。

また、彼の株主総会に来年、もしくは再来年に行きたい。

オマハの賢人に会いたいものです。

前にも書きましたが、30分で概要を理解できる良書です。

久々に読み返してみて、

よくまとまっている本だとおもいました。

オススメします。

マンガ ウォーレン・バフェット 森生文乃

リュウ

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【今まで紹介してきた本のリスト】

(平成22年9月19日現在 375冊 / 392回

 あなたの読書の役に立てるとうれしいです。

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