おはようございます。
リュウです。
今日も、昨日に引き続いて「野球」がテーマン本を紹介。
甲子園・・・・。
野球をプレイする者が憧れ、
しのぎを削り目指す場所・・・・。
今回92回を迎える甲子園。
長い歴史の中でいくつもノ伝説の試合、名選手を輩出してまいりました。
この本では、昨日紹介した松坂から、古くは江川、王貞治などの、
当時のキャラクターや活躍について紹介した本です。
昨日のように、松坂選手とその周りの人のドキュメントと異なり、
今回は、本当にその「一人一人の活躍」にスポットをあてています。
自分が全く知らなくてビックリしたのは、尾崎将司選手。
2,30代の人で、
彼が甲子園出場選手だったこと、(そしてプロ野球選手だったこと)を、
知っている人は少ないのではないでしょうか。
そんな彼の活躍も載っています。
一番好きな章は、清原、桑田の章ですね。
自分は、彼らを見て、そしてイチローを見て育ちました。
少し道が変わったら彼らのような選手になっていたかもしれません。
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ある日、清原がトイレに行こうとして廊下で桑田とばったり会った。
桑田は全身びっしょりと汗をかいている。
一人でランニングをしてきたのは聞かなくてもわかった。
桑田がこっそり抜け出して練習に行ってるとは露とも知らなかった清原。
以降、彼もまた、夜に室内練習場で一人で素振りをしたり、バッティングマシンを打つようになる。
PL学園は規律がうるさい場所である。
練習とはいえ、消灯後に室内練習場を使うことは許されない。
清原をみかねて注意したら、
「練習をして叱られるようなら、ワシPLやめます。両親もわかってくれるでしょう。」
といわれて返す言葉もなかった。
それからはチームで一丸となって、
清原を「守る」ためにみんなで練習をするようになった。
P95(「清原和博」より)
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アツい!
すごく燃えるところです。
彼らがこのようにしのぎを削りあい、
日々情熱を燃やし続けたからこそ、5回の甲子園出場(現在、教育上5回出場が最大回数)、
2回の優勝、2回の準優勝、1回のベスト4を飾ることができたのです。
この本を読んで、
燃え上がる情熱を久々に得ることができた。
【野球好き、特に甲子園好きにはたまらない1冊】となっています。
オススメです。
なお、この本を貸していただいた職場の名投手N氏に感謝したい。
リュウ
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(平成22年8月27日現在 369冊)
あなたの読書の役に立てるとうれしいです。
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