おはようございます。
リュウです。
今回は、「目標を設定するための本」を紹介します。
男の目標、女の目標 改訂新版「目標設定練習帳」―本当のあなたがわかる質問集付 オリソン・マーデン財団
「成功するためには明確な目標を立て、常にそれを意識しろ」
どの成功哲学書でも使い古されている言葉です。
しかし、
「明確な目標はどうやって立てるの?」
という答えについて触れた本は稀です。
今回の本は「目標設定」を主眼に置いた本です。
本の内容としては、「目標設定の大切さ」を説いたあと、
本の半分をかけて「本当の自分」と「本当の自分が立てる目標設定」について書かれています。
今自然で生きている人の多くが立てている目標は、
「偽りの自分」が立てた目標です。
「本当の目標」ではないのです。
これは、社会にあわせるためや、
みんなが善しとしているものにあわせるなどして、
徐々に形作られた自分のためです。
この本では、
「本当の自分」を探すために、
自分の「生活史」を作成します。
生まれたころの自分、学生時代の自分、仕事に入りたての自分、
結婚し子どもが生まれたころの自分、老後の自分、などなど、
10個程度の分類で、自己を分析していきます。
4章の数十ページにわたる質問を答えることで、
過去の自分、将来の自分を分析します。
時には、親や、友人に答えを聞いて教えてもらうかもしれません。
そこで立てた目標が「本当の自分の目標」になります。
【成功哲学・自己啓発本を1冊読んだあと挑戦してもらいたい本】です。」
ただ、
Amazonのレビューにあるように、
「少々読み手を選ぶ本」かも知れません。
これは、自己分析に結構時間をかけないといけないからです。
人生の中で、これだけまとまった自己分析をする時間など、
実に些細なものですが、
それでも、数時間続けて作業をするのが苦手な人がいると思います。
少しずつでもいいので分割して終わらせれば大きな物を得られると思うので、
苦手な方も挑戦してみてもらえればと思います。
かなりの良書です。
オススメします。
オリソン・マーデン氏は、
隠れた成功哲学者なのかもしれません。
男の目標、女の目標 改訂新版「目標設定練習帳」―本当のあなたがわかる質問集付 オリソン・マーデン財団
リュウ
追伸:
成功哲学の古典ですが、
ナポレオン・ヒル 「思考は現実化する」
アール・ナイチンゲール 「人間は自分が考えているような人間になる」
あたりを読んでからこの本を読むのがいいかと思います。
なお、後者の方が若干読みやすいです。
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(平成22年1月14日現在 149冊)
あなたの読書の役に立てるとうれしいです。
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