思いつきでもいい、まずは動いてみる(ひとり税理士植村さんのセミナーに出て思ったこと)

 

リュウです。

13日、今年の税理士試験の発表がありました。
 

遠方に住む東亜の友人が、昨年の官報に載っていなかったので、声をかけるのがためらわれたのを思い出します。

幸い、今年の官報に無事載っていました。
1日半暖めたので、この記事を書いたら流石に「おめでとう」といってもネタバレにはならないと信じて声をかけようと思います。

さて、実は昨日まで、名古屋のひとり税理士、植村さんのセミナーを受けてきました。

2日間、泊まりでセミナーなんてワクワクしますよね。

テーマは、
1日目は、「ひとり税理士のための相続税申告入門セミナー」
2日目は、「法人メインの税理士におくる社長から聞かれる相続税10のコト」

懇親会でも色々な発見をさせていただきました。

 

相続税の面白さと、初心者が陥りやすい相続税申告に関するリスクを間近に感じられた良いセミナーでした。

概要を書くと、

税理士として独立すると、実務上でしかリスクを体感する機会が少ないです。

さらに、相続税は訴訟額が桁違いのため危なっかしくてチャレンジしにくい分野に思います。

このセミナーでは、相続税を請け負うひとり税理士(大きい会計事務所でないことも重要)植村さんの体験談の中から、相続税申告を請け負う税理士や、相続税申告を他者に頼む場合に抑えておくべき事項、失敗事例なども挙げて解説してくれます。

相続税業務において税理士が悩むことになるポイントをつかむことが出来たと思います。

ただ、今回のセミナーの参加につき、遠方である以上の悩みがありました。

 

私は、「まだ税理士ではない」のですよね。

本来ならば、このセミナーを受けるかどうかについては中々難しいところです。

しかしながら、全く迷わなかったわけではありませんが、ほぼ即決。
長野のNさんに会うことも口実にはありましたが、「面白そう」と直感で動きました。

そこで今日の本題です。
テーマは「思いつきと行動」について。

自分は、思いつきで行動してしまうことが度々有ります。
もしかしたら、起業家(事業主)の方ならそういう人も多いでしょう。

準備ができていない、もしくはその場の勢いなのにも拘らず、割と無茶なことに参戦してしまったりします。

ところが、思いつきなのにも拘らず綿密に準備してリスクを削ったあとに参戦するのとほぼ同じ結果、又はそれ以上の結果や成功率を生み出していることが度々あります。

なぜなのだろう・・・・。
思いつきと良い結果の謎を考えてみました。


※思いつきで長野に行ってしまいました。 (長野市 2019.12)
行動力はあると度々いわれますが、

 行った直後はこれでも結構後悔や不安になってたりします。

●もくじ
1 植村さんのセミナー
2 税理士試験も直感から
3 迷ったら「面白いかどうか」で決めるもよし

1 植村さんのセミナー
東亜の大学院時代の友人、長野市に在住のNさんからの誘いで、ひとり税理士の植村さんのセミナーの紹介を受けました。

初心者とはいえ、相続税に関しての「実務」。

自分にはレベルが高いかなと思われましたが、最悪全部わからなくても、懇親会でいろいろ話を聞いて元を取ろう。
「相続税」分野は、独立したらやってみたい分野であり面白そう。

限りなく勢いと思いつきで参戦。
出てみたら、杞憂でした。

「もしかしたら自分でも出来るかもしれない」と思うことができた重要な経験でした。
(実際はものすごく難しい業務と聞くので調子には乗りませんが。)

2 税理士試験も直感から
このセミナーに限ったことでは有りませんが、今までの人生を振り返ると、思いつきで無茶なことにチャレンジしているように思えました。

会った人にはたまに話すこともありますが、私が税理士試験を受けるきっかけになったのも割と「思いつき」によるものでした。

私が受けたきっかけとなった出来事は、職場の「簿記(3級)研修」です。
うちの職場には不自然なくらい浮いていた簿記研修。なんとなく仕事も落ち着いている時期だったので参加。

もっとも、当時の職場には疑問を持っていました。

パワハラ上司などもいて、仕事にもうんざりしていたのは間違いないですが、税理士になろうとピンポイントに思っていたわけでは有りません。

ただ、税理士試験を受ける前から、財務諸表は株式投資でよく読んでいたくらい。

11月の下旬の寒くなりだした頃、2日間の研修がありました。
研修を終えて、「俺はこの分野に適正があるかも」と思い、12月に簿記論・財務諸表論を申し込み。
7月末の試験(H24は7月31日にも試験が有りました。)を受けて財表をを合格し、5年後合格までたどり着くことができました。

決意したのが、簿記3級の外部研修。
しかも試験合格をしたわけでもないのに、ふと、「受けてみよう」と思った。

運命というものはあるのかもしれません。

試験終了後も、この税理士試験の試験合格発表の時期になると、ふと、あのときに始めた「思いつき(直感)」に頼ってよかったと思っています。

3 迷ったら「面白いかどうか」で決めるもよし

思いつきで行動しようと動いたものの共通点としては、「面白いと感じたもの」が多い気がします。

確かに、逆に考えるとつまらなくてリスクも高いならば、(業務でもない限り)チャレンジをせず避けようとするでしょうから、当たり前といえば当たり前かもしれません。

ただ、自分自身が面白いと思えたことには、「損得勘定を超えて、それだけでも大きな魅力と価値が有る」のかもしれません。

でも、なぜ「思いつき」で行動するとうまく行くのか。
個人的な仮説としては、

思いつきで行うものの多くは、「面白そう」と感じたものである。
次に、面白いと思っているゆえに苦に感じず続くものである。
あきらめず全力続けた結果、成功可能性が高いものとなる。

のではないかと思います。

以上により、「面白い」と思ったことには、思いつきで飛びついてみると良いのかもしれないと思いました。

好きこそもののじょうずなれ、といったところでしょうか。

●まとめ
今日、重要なのは3点

①思いつきで動くことは楽しいことが多い
②楽しいから苦にならず長く続く
③長く続くから成功までやり遂げられる

 

サラリーマンとしてとどまるならゼロ、税理士として独立したらイチとするなら限りなく自分はゼロでしょう。
まずは、税理士として成功するための「思いつきでも良い」一歩目を踏み出すことが大事。

多数のひとり税理士さんにあってよかったのは、「税理士として楽しんでいる」ことを肌で感じられたことだと思います。

先日受けたとあるセミナーも、植村さんのセミナーでも、参加者を含め独立した人は皆いい顔をしています。
その度に、試験合格しているのに資格も取らず(法令上不可能)、サラリーマンとしてのんびりしているのは勿体無いなと思いつつあります。

そのためにも、ひとり税理士さんを中心に「楽しさを見出していくこと」が無経験者の独立への早道なのかもしれませんね。

●おまけ

今日は、今日とて鉄道の旅。
「快速ろくもん」に乗りました。
しなの鉄道(長野〜軽井沢間)を走る観光快速列車です。

乗ろうと思いついたのが今朝。HPの画像を見たらかっこいい。

ただ、新幹線を上田から取っていたので、上田でゆっくりしたい。
10時34分に軽井沢発の「ろくもん1号」に乗れば、午後は上田でも遊べる。
8時21分に長野から向かえば間に合う!

と、いうわけでこれも勢いで出かけました。

※快速「ろくもん」(長野県軽井沢町 2019.12)

 

来年度こそは、一歩踏みだして、大成するよう頑張ってまいります。

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