リュウです。
2000年、
99年の運用結果が、S&P500より10%以上下回ったと発表された年。
バフェットに衰えを感じた株主も多かったようです。
そんな中、ネットなどで出たのがバフェット病気説なのかもしれません。
実際は、尿管結石や良性腫瘍を取ったりしていたので、
加齢故の問題はあり、多少はよくなかったものの、
ぜんぜん健康ではあったようです。
ある意味で、われ関せずのバークシャーでしたが、
バフェットの健康面に関してはさすがに記事にゴシップだと主張していました。
しかしながら、
「わざわざ釈明する辺りが怪しい」ということになり、
噂の沈静化を待つしかなかったのです。
さて、そんな中市況は、
ドットコムバブルの頂点、2000年の最高値をつけ、
そこから転落の一途をたどります。
10年たってみて、
あのバブルは何だったのだろうかと思います。
最高値がついた以上、その値段までは株式が売れたということになり、
大きな利益を上げた人がいるということになります。
しかしながら、あまり幸せな人がいない。
しいて言うのなら、
バフェットのようにIT企業が隆盛を極めているとき、
IT企業以外を買っていた人が、
10年先に幸せになっていたという皮肉くらいしかありません。
余談ですが、
このころ、Amazonにバフェットに関する書籍がいくつか出ています。
その際バフェットは堕ちたというようなレビューがありました。
しかし、ITバブル後の現在、
それを読み返してみると、
実際に当時、病気説や、堕ちた天使のように言われていたことを想像できます。
—–
コメント