リュウです。
今日は第8章、バフェットがついに「スノー・ボール」を転がし始めます。
チューインガムを売り、
コカ・コーラを売り、
ロストボールを集めて売り、お金を集めています。
そして、大叔父様に連れて行ってもらい、
ウォール街を見てきたようです。
バフェットは、ウォール街を見てきて、
お金を手に入れたいと思うようになります。
「それで自立できる。
自分の人生でやりたいことが、それによってできるようになる。
それに、自分のために働くのが一番。他人に指図されたくない。
毎日自分がやりたいことをやるのが重要だと思っていた。」(P107)
図書館で「1000ドルを儲ける1000の方法」という本を見つけ出し、
お金を稼ぐ方法について学びはじめた。
そして1年後に120ドルを稼ぎ出し家族を驚かせた。
(当時の120ドルなので今だと1000ドル位はあるのかもしれません。)
バフェットは、
「ビジネスができるなら、投資もできる。
できない人はビジネスができないか、投資をビジネスと同じように扱っていない。」
という言葉のとおり、
投資が得意なのですが、ビジネスも得意だったのでしょう。
初めての投資は「シティーズ・サービス・プリファード」という会社で、
姉のドリスからも出資を受けています。
しかし、彼の投資した企業は38ドルから27ドルまで下がってしまった。
結局40ドルまで戻し、利益を出していますが、
その後200ドルまで上がったというエピソードは有名です。
「良い企業は売ってはいけない。」
という事実を学びます。
また、株価が下がったときに姉の様子を見て、
「確実に勝てるという自信がなければ、他人のお金を運用してはいけない。」
というルールを身をもって知りました。
これで11歳というのだから、
バフェットがいかに若いときから投資に長じていたかわかる話です。
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