おはようございます。
リュウです。
ある程度、最近読んだ漫画で紹介したいものが終わったので、
今日から、またメインは本に戻したいと思います。
あなたはTURRYSコーヒーをご存知でしょうか。
シアトル発で、現地ではスターバックス以上の評価を受ける、
たいへん美味しいコーヒーを出す店です。
著者の松田氏は、
TURRYSコーヒーを28歳の若さで日本に誘致し、
成功を遂げた人です。
今回紹介する本は彼の自伝です。
彼は、日本で暮らす以外に、セネガル、アメリカなどで若い頃過ごしました。
現地では中国人、アフリカ人などと呼ばれ、
ケンカしたり悩んだりしました。
彼が銀行員になって数年、
あることがきっかけでTURRYSコーヒーにであることとなります。
そして、銀行を辞め、独立をします。
松田氏の自伝を読んでいて思うのは、
成功までの道のりが険しいことと、
あきらめなければ成功する、を実践した人だということです。
彼には様々な試練が降りかかります。
カップなどの輸入について、
建物について官公庁に悩まされたこと。
色々な従業員との出会い。
ライバル会社の出店。
弟の死・・・。
もしかすると松田氏に与えられた試練は、
他の起業家の成功以上に険しかったのかもしれません。
しかし、
彼は「No fun, no gain.(楽しくなければ成功しない)」
と言っています。
彼の生き様はとても輝いています。
彼に会い、独立とはどういうことか、
起業とはどういうことか、
ということについて教えてもらいたいと心から思いました。
面白い本だったので、
寝る時間を3時間減らして全部読んでしまいました。
以下に自分が感じたエッセンスを残します。
・夢と目標は違うものである(P7)
「目標」は、具体的な計画に基づいて、自分の実生活の羅針盤として必要なもの
「夢」は、具現性が乏しいとしても、思い描くだけで心が満たされるもの。
・困難にぶつかった際に、必ずどこが悪かったのか、どうすれば解決するかを徹底的に追求した。
・あなたの使命を探すことです(P50)
・目標が出来たらまず行動に移す(P88)
・あらゆる仕事でもっとも大切なことは「情熱」だ(P119)
・同僚も、お客様も全員好きになろう。(P206)
・人は成長するための努力をやめてはならない。
成長をとめた時点から衰退が始まってしまうのだ。(P226)
得るものがとても多い本でした。
【既に会社を起こしている人起業家、
もしくは起業家を目指す人ならば、ぜひ読んで欲しい本です。】
松田公太氏・・・、
とっても会って見たい方です。
リュウ
———————————————
(平成22年5月29日現在 281冊)
あなたの読書の役に立てるとうれしいです。
—————————————
—–
コメント