おはようございます。
リュウです。
バフェットの自伝や半生についてかかれたものを最近よく読んでいます。
今日紹介する本も同様にバフェットについての本です。
非常に学ぶことが多く役立つ本になるかと思います。
ビジネスは人なり 投資は価値なり ロジャー・ローウェンスタイン
彼は主に投資について語っています。
しかし、同様に、「投資する価値のある会社」について知っています。
資本を出してくれる株主を大事にすべき、
と言うバフェットの持論には学ぶところが多いです。
子ども時代から、グレアム氏に師事する時代。
そして、投資会社を作り、
バークシャー社を買収し、ソロモン社の会長としての一大事件までが書かれています。
おおよその流れはバフェットの半生を書いたものなので、
他の本と同じなのですが、
彼のよくない部分も書かれています。
先日紹介した、
「最強の投資家バフェット」という本では、
彼の良いところ及び投資スタイルを書いていますが、
この本では、
失敗や非人間的な態度が出ている部分も隠さず載せています。
子どもがお金を出して欲しいと言った時にも投資対象としてみている、
公平公正で正しいのだが、人情的に厳しい。
お金が増えていくのが楽しみということを認めている。など。
しかし、それでも彼が好かれているのは、
その公平さ、長期的に自分が投資した会社や身内に対して責任を持てる人であるからかもしれません。
最後に役立ちそうなエッセンスを列挙します。
・彼は(母から)独立したい気持ちにより成長をした。
・企業がいくらで売れるかが大切
・5ドル以下の(価格の)株のパフォーマンス調査をしてみる
・デール・カーネギーの話し方講座を学んだ
・取締役が自社株をある程度持つことが投資価値を上げる
・グレアムの投資法における「価値」の幅を広げて考える
・将来値上がりが期待できる割安株でライバルが捨てるものを買った。
・投資資本利益率(ROE)を重要視した
・人々や企業が簡単に金銭を受け取るべきではない。
良い結果には何事も試行錯誤がいるからである。
・投資分野の知識を身につけるため、時間を惜しんで勉強する。
・バフェットもナンピンをすることがあるようだ。-P117(恐らく上がると自信があるからできる)
・簿価はビジネスにつぎ込んだ資金と上がった利益の合計である。
しかし、投資家は「将来そのビジネスでいくら利益を上げられるか」を考えるべき。
但し、例外として銀行は簿価が参考になる。
・ビジネスは「継続的な関係」だと思っている。
・バフェットは交渉が苦手である。そのため物事をゆっくりと決め、決めた意見は翻さない。
・マーケットは効率的ということがしばしば確認できたからと言っても、
常に効率的であると考えると真実を見誤ることがある。
【世界一の投資家バフェットの半生を知る上で役立つ本】です。
オススメします。
なお、導入として物語として読むならば
・マンガ ウォーレン・バフェット 森生文乃
・最強の投資家 バフェット
がわかりやすくてよい本です。
ビジネスは人なり 投資は価値なり ロジャー・ローウェンスタイン
リュウ
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(平成22年2月20日現在 185冊)
あなたの読書の役に立てるとうれしいです。
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