おはようございます。
リュウです。
37歳にて、ハワイでアーリーリタイアをし、
サーフィンを続け大会に出ている、ヒロ・ナカジマ氏が書いた本です。
彼は定職を持たず、年収は3000万円です。
そんな彼の人生経験と成功法則が載ったのが今回の本です。
彼の考え方は、他の成功法則のように長く語ることもなくシンプルです。
y=Ax+c
Aは(a+b)にすることができ、
y=(a+b)x+c
となります。それぞれ、
「y」=若くして引退し、遊んで暮らす生活
「A」=意思力 (aは現在の意志、bは未来の意志)
「x」=資産、または収入
「c」=コンプレックス
となります。(P9)
つまり、収入が多くても、
お金持ちになる「意志力」が弱い場合、
若くして引退することは難しいわけです。
著者はこれに加え、c:コンプレックスというものを考えています。
これは、コンプレックスが推進力になって、
成功への推進力になる。
ということです。
著者は、「大学を出ていない」ことにコンプレックスを抱いていました。
それにより、30歳を超えてから、
「大学を出てやる」と、アメリカ合衆国の大学に入り、卒業しました。
彼のリサーチ力、行動力と努力は特に優れています。
コンプレックスの大きさが、成功を呼び寄せました。
そしてもうひとつ、
目の前の現実を変える4つのステップというものがあります。
①「欲望をイメージする」
②「目標に時間軸を建てる」
③「ボーダーライン(いくらのお金が要るか)を引いてみる」
④「自分に正直になる(自分の夢を正直に描く)」
の4つです。(P95)
これは、ナポレオン・ヒル博士の、
「思考は現実化する」に通じるものがあります。
③については、
自分の生活に必要な月額 × 1.5 × 12ヶ月 = A (不測の事態も含めた年間額)
A × 10 = X (Aを年間で生み出すための資産)
稼ぐべきゴールはX円であるということを理解してください。
×1.5は、不測の事態が起きなければ0.5は貯蓄に回し、
1.0で生活をしてください。
Aに10倍したのは、Aの資産でAを生み出すために必要な額です。
つまり、資産で10%の運用をしなければならないわけですが、
実際は不測の事態の0.5の貯蓄分があるので、
5%より低めになる計算です。
本書では、他にも著者がリアルでこのようなことにあってきたなど、
人生経験について語る場面や、大学に入り卒業するまでに得た話などが入っています。
彼のように、
【自分のことをできる時間を持ちたいと思う人】は、
ぜひ読んでください。
オススメです。
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