【本】20世紀で最高のバラエティ番組の本

おはようございます。

リュウです。

自分が生涯でやりたいことの一つに、

「日本の子どもと大人に夢を持たせる。」

そして、その中の実現プランの一つが、

20世紀のあるバラエティ番組にあります。

「知力」、「体力」、「時の運」。

その3つがあれば、アメリカに行くことができる。

お金は必要ありません。

そんなアメリカンドリームを体現したテレビ番組が20世紀にありました。

今日は、20世紀のテレビが生んだバラエティの最高傑作、

「アメリカ横断ウルトラクイズ」と、

それについて裏側を書いた本について語りたいと思います。

ウルトラクイズ伝説 福留 功男

————————-

『アメリカ横断ウルトラクイズ』(アメリカおうだんウルトラクイズ)は、

日本テレビで全17回開催・放送された視聴者参加型のクイズ番組。

略称は「ウルトラクイズ」あるいは「ウルトラ」。

日本各地から集まった挑戦者たちが、「知力、体力、時の運」を合言葉に、

広大なアメリカ大陸を横断しながら1,000問以上に及ぶクイズに挑戦し、

決勝地ニューヨーク(第9回はパリ、”今世紀最後”は西インド諸島)を目指すという番組。

決勝地への移動の途中、「チェックポイント」と呼ばれる各地にて、

風土や名所などに合ったクイズを行い、勝ち抜ければ次のチェックポイントに進めるが、

敗れると現地で厳しい罰ゲームを受けた後、日本へ強制送還させられる。

数々のチェックポイントを勝ち抜き、決勝地にたどり着けたのは各回2人(第11回は3人)。

ここで最後のクイズを行い、優勝者「クイズ王」を決定した。(Wikipediaより)

http://tinyurl.com/okqn9
アメリカ横断ウルトラクイズ(Wikipedia)

—————————

今から15年位前、

9~10月くらいになると3,4週間かけて日本テレビ系列で放映されていた番組です。

「知力」、「体力」、「時の運」があれば、

誰でもアメリカ大陸にいくことができまる。

いまでこそ、海外旅行が一般化されていましたが、

当時は海外旅行に行ったということ自体が自慢できた時代です。

最初に東京ドームに集まり(昔は後楽園球場)、

○×ゲームを何ゲームか行う。

そこに勝ち抜けた200名が、

次にパスポートを持ち成田でじゃんけんを行う。

ジャンケンに勝った人が飛行機に乗り、アメリカに向かう(ハワイなど)

機内でも戦いがあり、

400問のペーパークイズで実力を試される。

ここで負けた人はアメリカ合衆国に下りる前に送還させられる(※1)

そして、アメリカでたくさんの試練を勝ち抜いた人の最後の舞台はニューヨーク(※2)

夜のマンハッタンをバックに2人の挑戦者が勝負を決します(※3)

とにかく、スケールが大きい番組でした。

制作費削減されている今に限らず、

21世紀に入って地球規模で、2ヶ月もかけて旅に出る番組は中々ありません。

当然、4,50人を2ヶ月も追い続けるため、

視聴者も、一部の挑戦者に対して愛着がわいてきます。

そこをうまく纏め上げて、演出していたのが、

トメさんこと福留功男氏です。

彼は、挑戦者の人間模様にも焦点を当てるため、

恋人や婚約者の名前、家族構成や勤務先などといったプライベートなことを聞き出し、

番組の中で効果的に披露していました。 (Wikipediaより)

トメさんは時々、うまい言葉で挑戦者を皮肉っているバラエティ司会者であったり、

時には疲れきった挑戦者に味方をしたり、

時には導くリーダーとしての役割を果たしていました。

プロの俳優が作り出すドラマとはまた違った

「ドラマ」を感じさせる番組でした。

福澤氏がその後司会を勤めましたが、

やはり、トメさんが司会をしてた時の時代を語る人が多いです。

ウルトラクイズは、今やっているクイズ番組とはパワーが違いました。

そして、私でも出来るのではないかと思わせる魅力がありました。

でも、自分は年齢制限にかかり、

ウルトラクイズに参加することが出来ませんでした(18歳~50歳 ※4)

そして、98年に最後の開催をした後、

以降はやっていません。

原因は視聴率の低迷(といっても15%の視聴率を出していた)や、

挑戦者が小さなことで出す苦情、

有名になりすぎたがゆえに、クイズ研究会のように対策を練った人が多く残る

など、様々ありますが、

司会者への負担が大きかったのではないかと思っています。

・挑戦者の姿を知るために研究し、

・コミュニケーションをとり、

・次のチェックポイントでどう演出するか考える

トメさんやスタッフにかかる負担は尋常ではなかったと思います。

それらの裏側がこの本を読むとわかります。

開催の苦労や、アクシデント、

ドロボーが起きたり、罰ゲームで予想外なことが起きて他国に平謝りしにいったり、

様々な物語の裏側が語られています。

今は、絶版になっており、

少々プレミアに近い価格になっています。

ただ、この臨場感を味わうことができる良本です。

ぜひ読んでください。

リュウ

ウルトラクイズ伝説 福留 功男

追伸:

どうやら、mixiなどで、

ある程度の規模で人を集めて、

ウルトラクイズをやってる人々が居るようです。

自分も一度参加してきたいと思ってます。

また、自分としても一度開催してみたいですね。

※1 大雨などで一時アメリカに上陸をしたこともあるそうです。

※2 決戦の場にパリ、西インド諸島が選ばれている回もあります

※3 決戦が3人になった回が1度だけあります。

※4 年齢の上限が45歳だった回などがあります。

あなたの読んだ本の中でオススメの本があったら教えてください。

RyuSaitou1@gmail.com

までお願いします。

—–

コメント

タイトルとURLをコピーしました