決断力を養う

リュウです。

昨日は横須賀で花火大会を見てきました。

昨年は眠気でほとんど見てなかった娘が、今年は「はなび、きれいだねー」と喜んでいました。
定期的なイベントは、1年ごとに娘の成長が比較できるので楽しいですね。

今日のテーマは「決断力」です。

自分はこれが遅く、苦労しています。

最近、物事を一つ一つこなせる時間が減ってきています。
特にもったいないのが、「決断までの時間」です。

今日は「決断」について。
そこで「決断力」を鍛えて、時間を残して行きたいと思います。


※横須賀開港祭花火大会(2019.8)

●目次
1 「決断」とは「決める」こと
2 「決断」を邪魔する「考える」「悩む」
3 対策

1 「決断」とは「決める」こと

朝ごはんを食べるか、食べないか
ブログを書く、書かないか、
裁量のある仕事でやるか、やらないか、
税理士になるか、ならないか。

人として生きる以上、何らかの選択を日々しています。

ある映画(『フォルトゥナの瞳』という映画だそうですが、私は観ていません。)の台詞では、
「人は朝起きてから夜寝るまで9000回何かを選択している」そうです。

みんな、意識的か、無意識的かは問わず、日々多くの「決断」をしています。

この辺までは、いろんな自己啓発書にでも書いてあるところですが、
9,000回というのが妥当かはともかく、仮に1日に大小問わず9,000回決断するとして、1つの決断につき1秒余分に悩むと9,000秒の時間の遅れが生じます。

 

9,000秒とは2時間半です。1日の10分の1超です。

従って決断が遅い人は、それだけで1日を浪費していることになります。

「悩む」「考える」ことは、それだけ時間を減らすことに繋がるわけです。
今回は、「決める」時間を減らすため、どこを押さえるかを考えてみたいところです。

2 「決断」を邪魔する「考える」「悩む」

「決断」が遅くなるのは、「悩む」ことと「考える」ことと考えました。
「考える」、「悩む」を生み出しているのは、「リスク」ではないかと思われます。

「リスク」が仮に無いとしたら、その決断自体を再度しなおせばいいなど対応の使用があります。

そこで、次は「リスク」に対する「考える」、「悩む」時間を減らせないか考えます。

「リスク」色々なものがありますが、
大きく3つ、「金銭的なリスク」「時間拘束のリスク」「取り返し(やり直し)できないリスク」などが挙げられます。

「金銭的なリスク」とは、名のとおり金銭的影響を考えたリスクです。

例えば3,000円の本を買って読むか読まないで3,000円節約するかの様なものから、
住宅を購入するか、賃貸で済ますかといったものが想定されます。

「時間拘束のリスク」とは、決断の前後の時間拘束に影響を及ぼすリスクです。
例えば、資格で例えると、簿記3級を受けようと決断したならば、集中してやれば数ヶ月でクリアできます。
一方で、税理士試験を受けようと決断したならば、相当の才能のある方を除き少なくとも4,5年を覚悟しなければなりません。

「取り返し(やり直し)できないリスク」とは、決断で後戻りできないことを指します。

人生は後戻りできないですが、やり直せることはたくさんあります。

ものを買う、買わない。遠く(海外など)へ行く、行かないに比べ、
仕事を続ける、辞めるなどの「決断」はリスクを伴います。

3 対策
前項で「リスク」によって「考える」、「悩む」を生み出していると考えました。

対策をどのようにしたら良いか。
ここについて考えてみたいと思います。

今回あげてみるのが「リスクの整理」です。

そこで、「リスクを案件ごとに分け、リスクのないものや小さいものはさっさと決断する」ことにしました。
当たり前に思うかもしれませんが、「リスクの小さな案件にいつまでも悩む」ことが時間の浪費と気づいたわけです。

手順としては以下のとおり。

 ① リスクの大きさで分ける
② リスクの小さいものは即決する
③ 「仮決断」をする

手順ごとに考えましょう。

① リスクの大きさで分ける
リスクの大小とは何か。

「金銭的リスク」としては、先ほどの例ならば、
3,000円の本を買うか買わないかは、社会人ならば少し節約すれば3,000円くらい手に入るわけで、リスクは少ないものと捉えます。
一方で後者のような住宅の購入する・しないの決断で、「数千万円を30年以上かけて弁済するかどうか」が分かれるわけで、決断を急ぐことでリスクが大きいといえます。

「時間拘束のリスク」では、時間拘束の大きさがそのままリスクになります。
税理士試験で4,5年(人によっては10年以上)というのは中々のリスクを伴うのは言うまでもなくハイリスクなわけです。

決断ひとつで、下手すれば人生そのものが変わってくるわけです。

「取り返し(やり直し)できないリスク」では、

例示のとおり、仕事を辞める、辞めないなどの「決断」はリスクが大きいものになります。

② リスクの小さいものは即決する

「リスク」の大小を考えて、リスクの小さいものは「即決」します。
 

要は、「小さなことに悩まない」こと。

私がリスクが小さいのに悩むのは、お金の節約。
3,000円の本、早割りの飛行機の便など、数千円の節約で何時間も悩んでしまいます。

しかしながら、1時間分の独立に向けた仕事をすることが有意義です。
そこそこ安いもので即決して、余暇や別の決断に活かすべきです。

逆に、「仕事を辞めて独立する」などのリスクの高いものこそ、じっくり腰を据えて考える必要があります。

③ 「仮決断」をする

リスクが大きいものでも、いつまでも悩んでいては仕方ありません。

「下手な考え休むに似たり」、考え・悩む時間も取り過ぎては単なる時間の無駄になります。

自分も、ダラダラと考えてしまう端的なものとして、「独立関係」があります。
そこで、決断しきれないものでも、「とりあえず、やる方向で進めてしまう」ことがひとつの対策です。

「仮決断」というキーワードは、私が勝手にそう定義しました。
「決断」するとリスクが出ることも、リスクが大きい手前までとりあえず進めてしまう。

悩むのは時間を減らすため、とりあえず見切り発車。
本当に決断が必要なところまで進めてしまいましょう。

これをやって感じるのは、「決断に悩む」ことの多くは、「やりたいのに踏み切らない」だけであることが多いです。

次善の策ではありますが、始めるかどうかを悩むくらいなら、とりあえずやると「決断」して、
進められるまで進めてから本当に悩む要素だけを悩むことで時間を節約します。

●まとめ
やれる人はやっているだろう「決断」。

一方で「決断」できず、時間だけが過ぎる方も多いです。

私もそうです。

「決断力」を高めることで、そんな時間を活かすことが出来ると思っています。

重要なのは3点です。
①「決断」に大きな時間を割いている
②「決断」を早めるために、リスクを計算する
③「決断」するために、リスクの小さいことは即決、大きいことでも一定時点で「仮決断」する

 

これを続けることで、「決断力」を養おうと思います。

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