独立への壁(北海道へ・・・)

リュウです。

今日は、午後からTKCウィンターセミナーに行ってきます。
 

税理士試験合格者(独立直後、又は独立直前)の方を対象にした、1泊のセミナーになります。
勧めてくださったのは、札幌の岩田税理士です。

昨日(1月24日)から北海道入り、いくつかの聖地を回った後、2人の税理士さんと話しに行ってきました。
そして、今日~明日と定山渓へ・・・となるですが、実はその前にとある場所に行ってこようと思います。
書けたら明日のブログにでも。

前回、北海道に来たのは2018年10月。
結局そこから職場も変っておらず、法令の関係もあり、税理士資格の申請が出来ていません。

今日は、昨日会った北海道の岩田税理士、そして、2018年10月に相談した板倉税理士の両名から聞いた話を加味しつつ、
「独立への問題点と対策」を整理していこうかと思います。


※新千歳空港(北海道千歳市 2020.1)

 着陸までは5分ほど早めでしたが、滑走路や降り口の整理で20分遅れに。

 今年は北海道も雪が少ないそうです。

 それでも-5℃の世界は神奈川では体験できない寒さ。

 

●もくじ
1 旅をしながら情報収集
2 独立への壁
3 あとは思い切りの良さ

1 旅をしながら情報収集
今の仕事を辞めずに情報を得る手段は、「実務家の話を聞くこと」と考えています。

認定合格を受けた2018年6月から、旅をしながら、いろいろな(ひとり)税理士さんの話を聞きに行くことを繰り返しています。
今回の北海道も、情報収集と実務経験をすることが出来るきっかけを発掘することが目的です。

実際に、自分が見ている視点と違う方が多いので、見落としていたリスクと解決手段を発見できました。

今回も、自分の目指す壁と、解決方法を見出す機会になりました。

とはいえ、人から聞いた会計業界の情報だけでは不足を感じています。
独立するにしても転職するにしても、実際のPCを触って作成し、お客さんと一緒に考えることから見つけていく方法にシフトする必要もありそうです。

2 独立への壁

さて、独立に向けて悩むことを整理してみましょう。
現時点で、この3つが壁なのだと思っています。

「家族の理解」「技術の向上」「お客さんの獲得」です。

(1)家族の理解
単純かつ最重要の項目、「家族の理解を得ること」です。
 

今までやりたい放題を許してくれている妻ですら、さすがに反対こそしていないものの不安だと思います。

(色々妻には負担をかけています。

妻の寛容さ(というより自分のやりたい放題で生じた負担)で、1ブログ書けるかもしれません。)

さて、自分の場合、今の職場に13年います。
これは信頼となる一方で、長々と働くと外堀を埋めるのが大変です。

これの解決法は、(2)、(3)のリスクをとった上で「責任を取る」ことだと思っています。

(2)技術面
簿記・財表と合格しているものの、青色申告は自分の不動産所得のみ。
実地で学びたい感覚はあります。

岩田税理士に相談した時には、

「税法の知識・経験はあるに越したことはないが、
簿記論と財務諸表論があれば、知っている人に聞きながら、対応可能だと思います。」
とのこと。

もちろん、会計事務所の1年間の動きを知れれば大分安心して業務をできるのでそれが最善手としても、いざとなれば独立してしまって学ぶという手もありそうです。

むしろ、次の(3)が大事なのかもしれません。

(3)お客さんを見つけ出す
会計事務所の方は、所長さんが代表ではあるものの担当としての信頼から、独立の際に一定数お客さんになってくれる方がいるようです。(会計事務所の方針でそうも行かないケースもあるかと思いますが。)

現時点だと勤めてないのでお客さんは当然ゼロ。
独自技術もないため、これもスタートは厳しいと思うところです。
家族がいるので、路頭に迷わせるわけにはいきません。

お二人に聞いたアドバイスとしては、

 ・独自技術は無いように見えて持っている、税務以外の視点とあわせてみるとよい
・(今の職場を円満に辞め、相応に技術を高めれば)元の職場からそこから仕事が舞い込むことがある
・(税理士は)仕事を選ばなければ色々な人(他の税理士・税理士会・自治体など)から仕事はもらえる業種
・(妻が働いているのだから)全力で3年くらいお客さんを集めればよく十分可能性はある
・(税理士は)お金は必要だけど、飲食店経営や小売などと比べると、固定費が少なくて済むため失敗しにくい業種

聞いてみると思ったよりはリスクを少なく出来るのではないかと思いました。

3 あとは思い切りの良さ
認定合格から1年半。
スタート時のお金、有償・無償はそれぞれありますが人に聞ける環境、妻に事情を説明。

ここまでくると、結局あとは「やるかやらないか」なのだと思います。
「(税理士業で)長く働くなら、今の仕事(にしがみつく)より、はやくこっちにきたほうがいいよ」

そんな岩田税理士のセリフが印象に残った北海道1日目でした。

●まとめ
今日は、若干まとまりがない記事です。
ただ、今の心の葛藤は、敢えて日記に残しておいたほうが良いと思いました。

多分、少なからず自分と同じ境遇の人(税理士に限ったとしても、資格条件を満たすが実務経験が少ない、お客さんの見込みが立たないといった人)が居ると思います。

何年か後に、ここを読んだ人が、「こんだけブレている人でも独立出来たんだから、私でも出来る。」と思われるように実現したい期待と思います。

 

また、自分自身も、数年後にこのブログを読み返してみて、「こんなことで悩んでいたんだなぁ。」と思える自分に成長していきたいものですね。

 

いざ、定山渓へ。

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