おはようございます。
リュウです。
今回紹介する本は、
夢を信じ、行動し続けた男の物語です。
主人公は羊飼いの少年サンチャゴ。
エジプトのピラミッドに自分の求める宝物があるという夢を信じ旅に出る。
砂漠を越え、
オアシスでステキな人と出会い、
ピラミッドを目指す。
道中であった錬金術師(アルケミスト)に導かれ、
宝物だけではなく、サンチャゴは自分自身の強さを見つけ出していく。
道は必ず苦難もつきものです。
迷いもつきものです。
一つずつ乗り越え、
彼は成長していきます。
自分の中で好きなシーンは、
オアシスで出会った女性、
ファティマを好きになった主人公が旅に迷うシーン、
結婚を理由に夢をあきらめてしまう、
そして、気づいたときは都市が取っているのを理由に旅をやめてしまう。
結婚相手も、自分のせいで歩みを止めさせたことを、一生悔やむだろう。
という、ジレンマに主人公は悩みます。
しかし彼は、旅を再開する。
成功したらファティマに会う誓いをし、
宝物を探し続けます。
自分も、もしかすると、
同じ悩みを近く持つようになると思います。
そのときも、彼はあきらめず夢を追った。
それが自分の指標になるのかもしれません。
他にも、
不条理に自分の大切なものを奪われたり、
彼の心の強さが試されたりして、
彼に試練を与えます。
そして、彼はそれを乗り越えていきます。
とても薄い単行本なのですが、
「勇気と夢を追い続ける力を得ることができる本」だと思います。
オススメいたします。
リュウ
追伸:
先日紹介した、
「ホワンの物語 R.J.ペトロ」は、
この「アルケミスト」を元に、自分の実体験を書いた物語のようです。
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(平成22年5月14日現在 266冊)
あなたの読書の役に立てるとうれしいです。
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