おはようございます。
リュウです。
最強の投資家、ウォーレンバフェット。
現時点で、世界第3位の億万長者の方(資産数兆円)です。
彼は、投資家として名を上げる一方、
彼の哲学に興味を持つ人が多くなってきています。
そんな彼について研究を行った一人の女性がいます。
バフェット氏の息子、ピーターと12年間友に暮らしたメアリー氏です。
彼女が様々面で気づいたこと、得たことなどを、
まとめた本を紹介したいと思います。
史上最強の投資家バフェットの教訓―逆風の時でもお金を増やす125の知恵 メアリー・バフェットら
世界有数の大富豪として紹介されだして以降、
バフェット氏の哲学や理論が、
投資家だけではなく、
経営方法にも役にたつことが理解されてきました。
彼の友人である、
世界第2位の大富豪ビル・ゲイツ氏もバフェット氏の哲学に触れ、
ストックオプションの廃止など、経営方針を改良したことがあります。
この本では、
大きく14つの項目、
全体で125のバフェット氏の言葉、もしくは哲学について、
メアリー氏が一つ一つ解説していっています。
主に投資について書かれていますが、
「リーダーの条件」、「学び」、
また、内部では結婚観など、投資と違った分野についても彼の哲学が書かれています。
(そういうところから、株式投資の参考になることがある。)
今回の本も、多数すすめるところがあって迷ったのですが、
特にお気に入りの名言は、
—————-
七つの大罪のうち、もっとも馬鹿馬鹿しいのは「嫉妬」である。
嫉妬心を抱いた時、
あなたの感情はプラスではなく、マイナスに働く。
私は「暴食」とは良い関係を保ってきたが・・・。
この先「色欲」におぼれることはないだろう。
P142(80/125)
—————-
強欲の僕にはならず、
強欲の主になれるならば、「強欲」とはすばらしいものだ。
強欲のかけらも持っていなければ、
人はお金持ちになることはできない。
ただ、強欲が強すぎると幸福感を味わえない体になってしまうだろう。
実に深い言葉です。
無欲がもてはやされる事が時にありますが、
彼は、その「強欲」さえも味方につけてしまうのかもしれません。
そして「強欲」を管理できる人なのでしょう。
また、彼の「暴食」はすごいもので、
ハンバーガーとチェリーコーク、ステーキの組み合わせを彼を好んでいたそうです。
いかにも寿命が短くなりそうな組み合わせですが、
バフェット氏は80歳になっても現役の元気な方です。
彼は、ダイエットで長生きする利益より、
これらの食事が食べられなくなる幸福感の減少の方が、問題だと判断しているようです。
横道にそれすぎてしまいましたが、
【投資家、会社経営者が読むととても参考になる本】です。
オススメいたします。
史上最強の投資家バフェットの教訓―逆風の時でもお金を増やす125の知恵 メアリー・バフェットら
リュウ
———————————————
(平成22年3月13日現在 206冊)
あなたの読書の役に立てるとうれしいです。
(※リスト更新が少々遅れております、徐々に加えていきます。)
—————————————
—–
コメント