おはようございます。
リュウです。
3巻まで読んで放置していたDenFujitaの商法4を、
ようやく手に入れて読みました。
●Den Fujitaの商法〈4〉超常識のマネー戦略 藤田田 ●
藤田田氏は、日本マクドナルド社の社長をしていた方です。
海外から知識を先取りし、
失敗を恐れず戦っていき大成功を遂げた方です。
日本でもトップクラスの成功者といえると思います。
そんな彼の生き方を、
4冊の文庫にして読むことができるのがこの本です。
この本のすごいところは「出版時期」、
バブル期に入る直前の1986年に既に書かれていたことです。
25年前の本なのに、
何度も読み返す価値のある本です。
たくさんある中の特に好きなテーマを紹介したいと思います。
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●日本人に甘んじていては世界に取り残される
外国のビジネスマンは「義理」とか「人情」などという言葉はない。
「建前」とか「本音」もない。
したがってビジネスはシビアである。
対する日本人は、甘えの構造にどっぷりつかってしまい、
異民族との付き合い方を知らない。
これでは勝てるわけがない。
世界中で日本式の生き方・考え方をしている人はわずか1億2000万人である。
全世界の40分の1である(1986年ごろ当時)。
40分の1がどうおだてられても世界の主流にはなれないのである。
日本人は世界の40分の1であることをよく理解する必要がある。
日本は今、温室の中にいるようなものである。
温室の外に厳しい寒気が吹き荒れている。
それが現実なのである。
そのことに早く気づき目覚めないと、日本は世界の進歩から取り残されてしまうだろう。
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また、藤田氏は
5年後からみた現在を考えろ。
というように言っています。
全ての人が先見の目があるかはおいといて、
先見の目を持つべきだと説いています。
彼の予期が外れているところもありますが(為替レートは彼が想像した以上に円高になった)、
全体的な成功者の考え方は参考になります。
そして、なんとなく発想したアイデアを、
惜しげもなく出し切っています。
(あたりもハズレもありそうですが・・・)
過去の3冊も含めオススメします。
良書です。
●Den Fujitaの商法〈4〉超常識のマネー戦略 藤田田 ●
リュウ
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(平成22年3月12日現在 205冊)
あなたの読書の役に立てるとうれしいです。
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