おはようございます。
リュウです。
今日紹介する本は、
ウォーレン・バフェットを反対側(ナナメから?)の角度から見た分析本です。
バフェット流投資に学ぶこと、学んではいけないこと―個人投資家にとっていちばん大事なノウハウ ヴァホン・ジョンジグヨン
世界第3位の大富豪、ウォーレン・バフェット氏。
そんな彼の投資法は、
・将来性のある会社に対して
・本来価値を見抜き、
・一社(少ない会社)に集中し、
・それを安い値段で購入し、
・10年単位で長期保有する
と言うスタイルをとって、
1代で400億ドルを超える資産を作り出しました。
この本では、
それらの知識を基本としつつ、
他の本であまりかかれてきていなかった、
バフェット氏がした失敗や、矛盾点について書かれています。
彼も完全無欠な男ではありません。
長期保有が原則の氏も、
短期間で失敗に気づき売ってしまった会社。
高い値段で買ってしまうこともあります。
本来価値を見誤ることもありますし、
株式以外のものを購入していることもあります。
それについて冷静に分析できているのがこの本です。
この本は、
【バフェット好きで、彼の基本的な書籍を4,5冊本を読んだ方】にオススメします。
バフェット本として最初に読んでしまうと、
少々知っていることを前提としている部分、
そして、バフェット本人の動きが、
バフェット流投資の矛盾した部分から入ってしまうので混乱してしまうでしょう。
個人的に、
最初に読むとしたら、
投資法は、
「バフェットの銘柄選択術」 メアリー・バフェット
彼の自伝を知りたい方は、
「最強の投資家バフェット」 牧野 洋
が理解しやすいと思います。
わたしには、
どんぐりの背比べでバフェット流投資を語る本が増えている中、
違った角度から研究している貴重な良書に思います。
オススメします。
バフェット流投資に学ぶこと、学んではいけないこと―個人投資家にとっていちばん大事なノウハウ ヴァホン・ジョンジグヨン
リュウ
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(平成22年6月18日現在 301冊)
あなたの読書の役に立てるとうれしいです。
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