おはようございます。
リュウです。
今日紹介する本は、
ある、元会社社長さんのサクセスストーリーです。
調べたところ、一概に現時点でサクセスかと言うと難しいところですが。
良い本であったので紹介します。
高校中退の著者がその後、
色々な仕事にめぐり合い、セールスと言う仕事に落ち着き、
独立し、財を成していく課程が書かれています。
一言で言うとモチベーションが上がる本です。
福岡弁で書かれた文体でガンガンに来る作品です。
エッセンス、というより好きな言葉をあげたいと思います。
・全国制覇しちゃるけん(P16)
・夢は大きければ大きいほどいい(P20)
・目標があるとないでは別人(P55)
・人生は片道切符。いったんレールの上を走り出したら最後、
もう後戻りは出来ない。そう想えば今日という刹那がすべて。
明日があると想ったら守りに入ってしまう。(P60)
・目標を達成するんだと強く思い込むと、
達成するにはどうすればよいかばかりを考えてアイデアが浮かぶ(P86)
・自分に都合よく思うこと(P89)
・売れないときはパッと忘れる(P100)
・10大教訓
1 ものの見方、考え方を変えると人生が変わる
2 素直で、プラス思考の人間であること
3 目先や枝葉にとらわれず、長期的、複眼的に本質を見ることが出来る。
4 出来ない理由を言わず、出来る方法を探す
5 すべてを己の責にと考える
6 夢を見、目標を立て、現在に最善を尽くす。
7 何事も率先し積極的な行動をとる。
8 逆境こそ典が自分に与えた最大の試練であり、現状改革にたゆまず挑戦する。
9 自己暗示など心の潜在意識を活用する
10 礼儀礼節を大切に基本動作の練磨に努める。
モチベーションが上がる本でした。
追伸部分で思うところはありましたが、
この本自体はとてもよい本だと思います。
【起業家の熱い魂を持ちたい人】にオススメの本です。
リュウ
追伸:
ここまで評価して氏のその後を追っていたのですが、
どうも10億円レベルの脱税をしていたため、
逮捕されていたという記事がありました。
10の教訓の10番目。
「礼儀・礼節を大切にすること。」を、
氏は守れなかったのでしょうか。
この人といい、
経営不振で会社倒産した関口房朗氏といい、
とても残念な話です。
大成功を遂げたあと、
大成功を継続するために、
「言い知れぬ何か」が暴走してしまうのかもしれません。
成功して不幸になる人々 ジョン・オニール
あたりを読んでいたら、
少しは変わったのかもしれません。
ただ、
少なくとも、この本が出ている当時の、
彼の想いは本物だったと思います。
悪いところ自体は、この本では書かれていません。
ヘタなビジネス書より具体的で伝わってくる良書です。
———————————————
(平成22年7月17日現在 330冊)
あなたの読書の役に立てるとうれしいです。
———————————————
—–
コメント