おはようございます。
リュウです。
今日は、「学問のすすめ」に並ぶといわれている、
名著を紹介したいと思います。
この本は、明治4年に「西国立志論」というタイトルで翻訳され、
成功哲学の始祖、自己啓蒙の書として、
日本中の若者たちに読まれることとなりました。
当時の人口で、100万人に読まれていたので、
相当の影響力を持っていた本だったのでしょう。
著者スマイルズがこの本の著していたころの当時のイギリスは、
まさに飛ぶ鳥を落とす勢いだったようです。
そして、それと同時に陰りが見えてきたころだったそうです。
そんな成熟期のイギリスに、現在の日本はよく似ています。
世界でトップクラスの生産力を持つが、
内部では、おバカブームなどによる国民自体が学ばないことへの啓蒙、
官公庁の不正などにより少しずつ蝕まれてきています。
彼が何度も書いていた言葉としては、
・時間を大切にする
・終わるまでひとつの仕事に集中する
・持続力が大成功を収めるための秘訣
・使命を持って生きる
・よき師、よき友を持つことは宝である
などなど、
過去の偉人を例にたとえながら、
現代の様々なビジネス書で書かれていたことがまとめられていました。
自分を磨き、自分を動かし、痛みを乗り越え、
勤勉に続けることがスマイルズが目指す当時のイギリスの姿だったのでしょう。
こういう本が文庫で600円で読めるのは、
いい時代だと思います。
古典的ながら、
【今まで、読んだことない人】はぜひ読んでみてください。
日本国民全員が読み、
自助の心を身につけたら日本は復活すると思います。
自発的に自助の精神を持たせることが出来る教育を目指せるよう、
がんばって生きたいと思います。
「天は自ら助くるものを助く。」
リュウ
追伸:
実を言うと、わたしも「学問のすすめ」を読んだことがありません。
後日何らかの形で紹介できればと思います。
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