バフェット・コード 13

おはようございます。

リュウです。

バフェットについて考えながら、

毎日書いていたら気づいたら13回目です。

間延びしてる感があるんですが、

毎日バフェット関連書籍を読みながら最高のビジネスを探す旅が最近の楽しみです。

2007年まで読んで、

各年のポートフィリオを見る話はおわり、

今度は各論部分に入ります。

各論部分は、

バフェット・コードも他のバフェット本と大きく変わらない。

とはいえ、参考になる部分を自分が読み返し易いようにまとめてみる。

よいビジネスの条件を4つ

1 我々が理解できるビジネス

2 長期的に好ましい経済環境にあるビジネス

3 有能かつ信頼できる経営陣

4 適切なお値段

この4条件がバフェットがこだわるポイントのようです。(P125)

競合に超えられない大きな堀(moat)がある企業であることが重要。

GEICO、コストコ(倉庫型会員制の小売り店)はコスト面。

コカ・コーラ、ジレット、アメックスは世界的なブランドを展開していく実行力。

ポイントとしては、

「常に再構築が必要な堀は、本当の堀とは言いがたい。」ということ。

バフェットは、フィッシャーの成長株理論に敬意を払っているようですが、

「堀を深くするためにかける研究開発費が大きいこと」は、

それほど望ましく思ってないのではないかと思います。

著者は、「最高のビジネス」をシーズ・キャンディ(チョコレート会社)に見出しています。

重要なポイントは、

「(競争力も含めた)会社規模の拡大にかかる追加コストが、

 継続的にごくわずかで済むこと」

のようです。

1972年に買収して以来、

ビジネスに必要なコスト(確信はもてませんが、固定資産増加額?)が、

3200万ドル(4000万ドル-800万ドル)で、対する税引き前利益が、13億5000万ドル。

ごくごくわずかな投資で、

ものすごい利益を上げている会社です。

シーズキャンディで得たキャッシュが、

バフェットのその後の企業購入に大きな力を持っているのは言うまでもありません。

上記、シーズキャンディのような会社を見出すには、

営業キャッシュフロー(営業での金銭的利益)から、

投資キャッシュフロー(企業拡大にかかるコスト)を引いた

フリーキャッシュフローの大きさに着目しているようです。

形式的利益ではなく、

実際にお金(企業規模)が増えているかが重要のようです。

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