バフェットの教訓 76~80

リュウです。
今日から第9章「強欲の罠」です。

主に語られている部分では、
バフェットが好む皆が強欲な時は「引き」、
みんなが臆病な時に「引かない」態度が重要であるとしています。

No.76

 適切な気質と知的教養が合わさった時、

 理性的な行動が生まれる

上記しましたが、
バフェットは皆が弱気になっているときに優良企業の株式を購入し、
逆にバブル期のような強気相場が行き過ぎたとき、株式を手放します。

したがって、P136の部分は誤植のように思われる。

人々が臆病になって株を投売りしている時は「引かず」、
人々が強欲になって株価を月まで押し上げているなら「引くべき」ところでしょう。

彼は、1960年代後半のバブル期に、
初期の投資団体「バフェットアソシエイツ」を解散させています。

これは、当時バフェットが安心して買うことができる企業が、
全くなくなってしまった状況にあります。

この解散することにより、
1970年前半のバブル崩壊のダメージをほとんど受けませんでした。

とはいえ、口で言うは易しなのかもしれません。

バブル期にこういう知識があったとしても
わたしたちも気づかずに踊っていることもあるかと思います。

そのため、普段から現在持っている企業が、
1株いくらが適正かどうかを判断できるようにあるべきでしょう。

 

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リュウです。
今日は第77回。
「人々の強欲な状態をうまく使うべし」です。

No.77
人々が強欲になることも、臆病になることも、
愚考を犯すことも予測は可能だ。
しかし、どの順番で起こるかは予想がつかない。

広い意味で解釈すると、
どんな企業も、過大評価と過小評価される瞬間が必ずある。

その機会を活かして、過小評価されたときに買い込み、
過大評価されすぎたとき(バフェットは多少の過大評価では保持する)は手放すのです。

・一時的な業績悪化
・相場全体の調整期
・不況期

投資家が、正常な判断ができなくなる瞬間があります。
このときに株式を購入する。

そして、投資バブル期に、
PERでいうと40~50倍になるような企業が多くなってきたとき、
バフェットは市場を去り、バブルの崩壊を待つことになるのです。

長い歴史から見ると、バフェットの教訓のように、
何度バブルとその崩壊を繰り返しても、
人々は強欲になり、臆病になり、愚考を犯す瞬間があります。

わたしたちはそれを、虎視眈々と狙えばよいのです。
 

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リュウです。
今日は第78回。「株式に愛情を感じるべきではない」ということについて。

No.78
株はあなたに所有されていることを知らない。

株価があがったり下がったりすることで、
わたしたちは一喜一憂します。

そこまでは仕方ないのですが、
上がった株式を売ろうとするとき、
「愛着」を持ってしまうことがあります。

しかし、この感情を持つことはあまり良くはありません。

企業を経営する人や、株価を狂乱させた売買をした人に意識はあるのですが、
株式(企業)自体には、意識も感情もないのです。

それをわたしたちは忘れてしまう瞬間があります。
買うときも、売るときもビジネスライクに。

ついつい人間のように扱ってしまいますが、
株式は企業の一部であり、感情を持った生き物ではないのです。

 

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リュウです。
今日は第79回、「借金をしてまで投資すべきか」です。

No.79
無知と借金が組み合わせると、
興味深い結果が起こることがある

他人のお金で投資を行うと、
時に良くないシナリオが起こることが多い。

そのため、株式投資に関して無知な人が、
他人資本を使って投資をすることは望ましくない。

とバフェットは警告しています。

わたしたち一般投資家が、
借金をして投資をしている身近な例があります。

実は「信用取引」も、元金を超えた取引を行った場合、
借金をして投資をしているのと似た結果が生まれます。

信用取引は、2~3倍の資産を扱うので、危険とはいえど、
大失敗をしたときの被害はある程度で食い止められます。

しかし、さらに危険度の高い、他人資本の取引に近いもので、
「CFD」や「FX」などがあります。

これらは差金決済の取引のため、
自己資本の50倍(昔は400倍などもありました)のお金を動かせます。

2,3年前、サブプライム問題が顕在化する直前あたりのFX市場は、
「レバレッジ」という言葉を多用し、
危険な取引を助長する傾向にありました。

そのため、2007年夏から2008年後半までに、
高度の「レバレッジ」をかけて、
破滅した人や大損した人がたくさんでました。

彼らに、バフェットは警鐘を鳴らしているのかもしれません。

とはいえ、この79番目の教訓については、
概ね同意ではあるのですが、気になる部分もありました。

バフェットも結局は、
「バフェット・アソシエイツ」、「バークシャー・ハサウェイ」と関連する保険業で、
他人資本に依る部分を利用して利益を上げている現状があるからです。

しかしながら、確実にいえることは、
バフェットは「無知と借金」の「無知」ではないのでしょう。

そのため、ある程度確実な運用ができるようになって、
すなわち「無知」から脱出できてから、
他人資本をあてにした投資を行うべきだといいたいのかもしれません。

そうすると、「無知」ではなくなったと判別するのが難しいところが、
今回の教訓の疑問点になっていきそうです。

 

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リュウです。
今日は第80回。「7つの大罪」についてです。

No.80
七つの大罪のうち、最も馬鹿馬鹿しいのは「嫉妬」である。
嫉妬心を抱いたとき、
あなたの感情はプラスではなくマイナスに働く。

わたしは「暴食」と良い関係を保ってきたが・・・
この先「色欲」におぼれることはないだろう。

7つの大罪は、ご存知のとおり、
「暴食」、「色欲」、「強欲」、「憂鬱」、「憤怒」、「怠惰」、「嫉妬」、「傲慢」のことです。
(Wikipedia)
バフェット的には、強欲そのものは「罪」として考えていないようです。

強欲に支配されてしまい、「嫉妬」を抱いたとき、
そこに問題が生まれます。

「嫉妬」をして相手の失敗を望むくらいならば、
自分の成功のために「強欲」をコントロールすべきと言えるのかもしれません。

バフェット自身が心の奥底でどう考えているかまでは、
知るところではありませんが、

彼が発言する際は、彼は金を使うために執着しているわけではなく、
金が増えることに執着しているように思われます。

それより心配なのは、
バフェットが、「ハンバーガーとコカ・コーラがものすごく好きなこと」です。

特に毎日チェリーコークを飲んでいる姿は、
株主やバークシャーで働く人を心配させるようです。

ただ、彼が言うには、

健康的なダイエットをした場合の寿命の延びと、
ジャンクフードを食べた場合の幸福感と比べてダイエットの必要はない。

としている。

体に悪くても好きなことを続けたい。
これは、わたしたちでも、バフェットでも一緒のようです。

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