【本】板東英二という選手を知っていますか

おはようございます。

リュウです。

あなたは坂東英二という人を知っているでしょうか。

バラエティ番組などででているテレビで比較的知られた方かと思います。

板東さんといえば、

自分の中では、マジカル頭脳パワーなどのバラエティ司会者のイメージが強い方です。

そんな彼の自伝を紹介したいと思います。

赤い手―運命の岐路 板東英二 著

彼は、時々忘れられがちですが、

元野球選手でした。

彼は投手で、中日ドラゴンズに在籍していました。

生涯成績 77勝65敗、防御率5.52

登板回数は、プロ選手としてある程度の1ぐう経験を持ったレベルですが、

同時期に、権藤博という名手がいたのもあり、

野球選手として名を残すほどの名手ではありませんでした。

彼は、徳島から久々に出たプロ野球選手で、

契約金2000万円では行った鳴り物入りといわれる選手でした。

(当時の相場がわかりませんが、長島が年俸1000万なので、今の2億円くらいなのかもしれません。)

ところが、入団してすぐ出場した試合で、

彼は、プロの洗礼を浴びます。

「ここではやがて通用しなくなる」

彼は、その後様々な副業をしていく事になります。

もしかすると、板東氏はそちらの才能の方がより強かったのかもしれません。

野球を含めた先を見る才能、

それをビジネス化する才能が彼にはありました。

メインは野球の話なのですが、

後半などでは、ビルの経営や、球場での座布団シートの販売、バーの経営など、

色々と挑戦しています。

プロと高校野球との違い、才能、セックス、

恋愛、家族、お金の問題、病気、父の死。

そして、自分の選手人生についての葛藤・・・・・。

彼の人生はとても波乱、迷い、栄光と、

様々なものを感じさせてくれます。

クライマックスの彼が2軍登板した藤井寺球場での中日、近鉄戦、

延長18回・・・。

彼の見た赤い手は、彼の人生を示していたのかもしれません。

今まで、板東英二氏という方は、

解答者の芸能人にツッコミを入れるおじさんというイメージの人でしたが、

とても深みのある人生を送っている方に感じました。

野球好きや、

プロ野球の選手に読んでもらいたい本です。

オススメです。

リュウ

赤い手―運命の岐路 板東英二 著

こちらの本は、

ある尊敬する英語の先生に教えてもらいました。

追伸1:

どうも、続編に当たる本だったようなので、

余裕が出来たら前編も読んでみたいと思ってます。

恐らく満州時代と高校野球の時代の本かなと思います。

追伸2:

もしよろしかったら、

あなたのオススメの本を教えてください。

ジャンルは問いません。

RyuSaitou1@gmail.com

まで。

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