後輩に言われて気づいた仕事で大切なこと

起業・独立・マインド

今日は土曜日、必須なことは歯医者のみ。
娘とのんびり遊ぼうと思います。

今日のテーマは、「後輩に言われて気づいた仕事で大切なこと」について。

今週、後輩から仕事について感謝の言葉をもらいました。

仕事柄、滅多に感謝されることはないので、嬉しいものです。今日は、その感謝の言葉から考えさせられたことを書いてみました。

後輩からもらった言葉

9ヶ月ほど前、係り替えで後輩が私の業務の後任になりました。

部門内の係変更だったので、私は普段別業務をしつつ、わからないことを補足しながら後輩に教えていました。

元々業務に詳しくなかった彼ですが、最近急成長し難問を解決しだしました。6月にはチームで一番成績を上げるようになりました。

そんな、好成績を上げている後輩に、

「お前センスあるな。すげーよ。」

と伝えたら、

「先輩が嬉々として業務を語ってくれたからです。
 あれがなかったら、人に嫌われることも多いこの業務、続かなかったですね。」

と言われました。

自分は褒め言葉は社交辞令と思うようにしています。
目に見えて1番になることはなく、上には上がいるからです。

しかしながら、今回は社交辞令にしても少し感じ入るものがありました。

好きなことを仕事にしろ、せめて良さを見つけろ

「好きなことを仕事にしろ!」

自己啓発でも、たびたび使われる言葉であり、真理を突いています。
成功するために、寝る間を惜しんでものめり込める「好きなもの」を生業にできるのが望ましいです。

ただ、必ずしも「好きなこと」や「得意なこと」を仕事にできるわけではありません。

私の所属する係は、課内でも中々の不人気部署。
下手すれば職場全体を見ても不人気な部署です。

実際、私も係の配属を聞いたときには、正直好きではありませんでした。

しかし、ここで次のどちらに行動するかが大事です。

 「環境に文句を言い続ける」か、

 「良さを見つけて、好きなことにしてしまう」か。

私は後者にしました。

やるからには、

「好きになれるかはわからないが、良さを見つけてやる!」

中長期的に見ると、適性とは別に実績に出ます。
実績が伸び、仕事も楽しくなってきます。

普段見えない景色が見えてきました。

そして後輩を育てる

今回、何よりうれしかったのが、業務を「楽しい」と言ってくれたこと。

上にも書いたとおり、批判も敵も多い部門なので、その楽しさを伝えられた達成感がありました。

私が、後輩の教育にできたことは、
「楽しさを伝えること」くらいです。

技術面は同じ担当が教えられますが、問題は「モチベーション」。

「モチベーション」を削られやすい部門ゆえ、私は「どうやって、彼のモチベーションを維持するか」だけに注力しました。

 ・仕事の楽しさを伝える
 ・基本的には判断を本人にさせる(ヒントは出す)
 ・聞かれたときは、提案や見解のみ伝え、結論を本人に出させる
 ・一方で、ミスを減らすため、判断や書面の最終チェックは全部行い、危険なものは止める
 ・それでも生じたミスは引き継ぐ(一緒に謝罪しに行く等)

特に、「自分が見つけた良さ、面白さ」を強く伝えました。
それが「嬉々として業務を語る」ように見えたのでしょう。

最初は地道でしたが、段々と自分で判断をできるようになっていきました。

そして、最初のセリフに至ります。

良さを伝えられる人になりたい

独立する上でも、社長さんや投資家の方々に相談を受け、アドバイスをするようなケースもある。

彼らに「良さ」を伝えられるようになりたい。

「良さ」にたどり着く前に、

 ・相手にとって、耳の痛い話にかもしれない。
 ・苦労することになるかもしれない。
 ・一時は敵と思われるかもしれない。

しかし、それが相手にプラスになり、最後に「良かった」と言われるような仕事をできるようになりたいものです。

まとめ

まとめといっても、そこまで特別ではありません。

 ・仕事を好きであること
 ・好きでなくても、良さを伝えられること
 ・モチベーションを維持する(させる)こと

この3つを、現在も、これからも仕事で大事にしていきたい。
そう思いました。

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