リュウです。
大学院で成功するために、いくつか必要なことがありますが、
各学校行事、特に入学式でやっておくべき一番重要なことを書いておきます。
「1人でも友人を作っておくこと」です。
当たり前といえば当たり前で、面白みのない情報かと思いますが、「早い段階で1名友人とのネットワークを持っておくこと」が、通信制大学院である東亜大学大学院においては、重要な意味を持ちます。
友人がいるメリット
通信制大学院というのは、とにかく情報が少ないです。
単位取得のためのレポート、研究室選び、研究テーマの探し方・・・。
通学であれば会う機会がある指導教授などにも、通信制では中々会う機会がなく、2年生に進級すると、多くの研究室では、先生の指導と指導との間の長時間は、自分で資料を集め、自分で論文を書くこととなります。
税理士試験税法免除という目的はあれども、論文は自分で書くものです。
一方で、自分で書くものとはいえ、書いた内容の良し悪しや方向性を指導で正してもらう機会が、東亜大学大学院では少ないのです。
例えば、論文の方向を間違えていても、それを正す答えを自力で得るしかないため、色々な点でジリ貧になります。
友人との情報交換や、進捗状況、方向性を共有できるだけでも、貴重な情報源となるでしょう。
税理士試験の「友人」と大学院の「友人」
これは私が大学院に入ろうと思っに感じていたことですが、
税理士試験と大学院では「友人」の意味合いが変わってきます。
私はそれぞれの「友人」を、
税理士試験は、友人=ライバル、
大学院では、友人=味方(仲間) と思っております。
税理士試験は、突き詰めると競争試験です。
友人は、形はともあれ試験での競争相手=ライバルとなってきます。
結局、友であるが敵でもあるわけです。
一緒に受験していた友達が、一人だけ先に合格してしまうと縁遠くなることなどもあります。
一方で、大学院で論文を書くときは、友人間の勝ち負けは少ないと言っていいと思います。
基本的に協力したとしても、お互いにデメリットはなく、良い結果を生むと思います。
論文のテーマの近い、遠いはあるかもしれませんが、全く同じ研究テーマになることはないでしょうから。
同級生に会える学校行事、スケジュール
東亜大学大学院の法学専攻は、学校行事として、
1年生は、入学式(4月)、6月スクーリング、11月スクーリングの順序で、全国の同級生に会う機会があります。
それぞれの学校行事で、早いうちに友人を作っておくと、
その分だけメリットがあります。
1年生のスクーリングは、春(6月)も秋(11月)も2泊3日、食事でいえば7食、同級生と同じ時間を過ごします。
この期間に友達をたくさん作っておくと、後で大きな差となります。
私は、1年生の6月のスクーリングを、
「友達(知り合い)との連絡先をたくさん交換する」ことを目的としてました。
1年生は6月の次は11月で、既に研究室が決まっている頃です。各研究室でどのようなことをやっているかをお互いに情報交換ができるかできないかで、大分得られる情報量が変わるわけですね。
授業のための参考書籍や裁判例の収集なども情報交換可能です。
友人がいて助かった点(メリット)は大きく3つです。
1 情報が集まりやすい
2 税理士試験や、研究苦労を互いに知ってて相談できる
3 卒業後、大学院時代の友人がいる
・1と2について
通信制大学院の一番の弱点は、情報交換できるタイミングが少ないことです。
大学院でも通学生ならば、先生にも週1回くらいの頻度で会えますし、指導や相談も、自分がアクティブに動くことで幾らでもチャンスがあるかと思います。
1年は、入学式、6月、11月以外は、同級生と会えません。
そして、その期間は学校からの通知以外、情報を遮断されます。
入学式や6月に情報交換できる人を作っておかないと取り残されます、実際に。
2も重要です。
私は、税理士試験のことで仲間に相談していました。
1年のときは、不合格(科目合格なし)でした。
元々2科目受けていたのですが、不合格に時に友人から1科目に絞った方がいいよとアドバイスをもらって、2年目にアドバイスどおりにやって合格できたと思っています。
他にも、友人とは飲み会や発表後の打ち上げ、
修論の公聴会の発表練習などもやりました。
・3について
もっと重要なのは、卒業後ですね。
私の場合は、在学中に、縁があって大学院の友人とビジネスを始めました。
在学中なので、税理士としての仕事以外のものとなりますが、
それにより新たな視野を得ることが出来ました。
仮に税理士業としても、異なった地区の税理士が知り合いにいること、異なった会計事務所の仕事のあり方を知ることが出来ること、税理士として成功するノウハウを共有できる機会があります。
したがって、入学式でも、スクーリングでも、「名刺」を準備しておくといいかもしれません。
さらに、もっと直接可能なLINEなどで、すぐ交換してしまうと良いかと思います。
また、世話を焼いてくれるような人が学年に何人かいると思うので、そういう人のLINEグループ、Facebookやメーリングリストに加入するのも良いかと思います。
そして、作った友人と情報を交換すること、大学院の掲示板の情報でも、別のチームでもらった情報で渡せるものを共有することです。
これだけで、大学院生活がかなり有利になることかと思います。
ステキな大学院生活になるよう祈っております。
※2020.5.9 レイアウト等を訂正
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