仕事に80%の力で挑む習慣をつける

リュウです。

今日は大阪に来ています。
去年と到着地点は一緒ですが、若干時間に余裕があったので、奈良を経由して王寺、和歌山線で南下するルートできてみました。

明日は、朝便で熊本に行きSL人吉で南下、鹿児島と熊本と長崎と福岡を回るルートでのんびり遊んでこようと思います。

さて本題。
最近、仕事(のみ)を、全力で終わらせる主義から脱却しようと思っています。

今日書くことのある種の結論ですが、「8割で終わらせて、2割で遊ぶ(試す)」ことを始めました。
う~む、今日書くことがなくなってしまったような気もするが・・・(笑)

最近、堀江貴文氏の「多動力」という本が好きで、影響を受けています。
同書によると、プレゼンについて、100%の力をを使い切るのではなく、8割の力で作ることで、残りの2割をほかの事に使う(同書P47)ことを提案しています。

仕事も同様に思っています。

100%力を出し切ることは重要ですが、それだけだとそこに留まり進化することができません。
そこで、「8割の力で仕事をする」をテーマにしたいと思います。


※JR和歌山線和歌山駅(2019.8)

●もくじ
1 100%の力を出すことの美学と問題点
2 80%で仕事をこなせるようになるとどういう変化が起きるか
3 残りの20%を仕事以外に使う

1 100%の力を出すことの美学と問題点
物事に全力を尽くす。
これ自体はすばらしいことであり、否定する要素もありません。
実際にこれで、並外れた実績を残している方も多数いることも事実です。私もそれで30年以上がんばってきました。

全力を尽くし、最善のことをこなす。
まさに美学でありますが、それだけだとほとんどの方は行き詰まることに気づきました。

一方で、自分の仕事に全力を尽くさず、課業時間中に別の部署から遊びに来ているような人なども見てきました。
正直なところ、彼らを見て、納得いかないと思っていた頃もあります。

しかし、彼らの生き方からも学ぶことが多いのです。

ギリギリ100%を使い切って仕事をした場合、他のことをすることができないわけです。
そうすると、人脈も形成できない、体調不良になったときに終わらせる余裕がない、最悪の場合「あいつはまだ余力がある」とサボってるひとではなく、全力を尽くしている人に仕事が投げられるようなことすらあります。

これらが積み重なると「完全にその仕事しかできない」「その業務の専門家のような人間が完成」しています。

これが上述のとおり、イチロー選手や、最近だと渋野日向子選手のように、世界一の専門家になれれば良いのですが、概ねそこまでのレベルに達することは困難なわけです。
先ほどの「多動力」にもあるとおり、そういった人になれるのはごく稀であるため、8割のことを多数こなせる人が必要な時代になってきているようです。

2 80%で仕事をこなせるようになるとどういう変化が起きるか
80%で仕事をこなすようになるとどのような変化が起きるか。
単純計算で、100%-80%=20%の余力が残るわけです。

余力ができると、心身の負担も減りますし、万が一使える20%の時間があるわけですから、ミスも減らすことができるでしょう。
こうすると、仕事に自信もつきます。

新しいことにもチャレンジすることができます。
人脈形成に時間を割くこともできるでしょう。

3 残りの20%を仕事以外に使う。

余力を仕事以外のことに使うこともできます。
余暇であり、休暇であり、自己の成長に使うことが可能になります。

遊びであれ、副業であれ、新たなことに2割分を割り振ることで、新たな能力や才能を見出すことができる可能性があります。
また、自己の仕事にフィードバックできますし、仕事以外の分野から横断的な技術を活用することができるかもしれません。

誤解を恐れずに言うと、「相当の才能をそのジャンルに見出せないなら、そのジャンルに100%の力を割いてはいけない」のです。

●まとめ
今回言えることはひとつ。

「仕事を100%の力でこなすと、ジリ貧になる(一応、超一流になれる方を除く)」です。

手を抜くのではなく、余力を残すことが大切です。
いや、余力を残さなければなりません。

もっとも、例外的なものはあります。

税理士試験などは20%の差で負ける可能性があるので、本の僅かな差で勝ち負けが決まるものになりあす。
そういったものについては100%であるべきですが、仕事などは100%でやると、かえって不幸なことが起こります。
ほとんどの物事は、8割のパワーでできる分量を割ける分量の限界にして、そのパワーで作っていく必要があります。

繰り返しますね。

「80%の力で仕事を終わらせること。」

これで、大分やれることが増えます。
このスタンスを維持することで、今後は成長して行こうと思います。

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