青森から東京へ安く帰る方法等

リュウです。

今日は娘の運動会と、妻の仕事としての運動会が終わったので、熱海の温泉にいってきます。
天気が良くてよかったです。

10月19日に札幌で、ある税理士さんに独立に関して相談し、

帰りに秘境駅で有名な小幌駅、北海道新幹線の各駅をみて、18きっぷ(秋の乗り放題きっぷオプション券)特例を乗りに行ってきます。
「帰りの用事」が多いのはいつものことです(笑)

青森駅に行くので、青森駅から神奈川方面に最安値で行く方法を調べていました。

青森は、かつて東北新幹線の開通の頃に1回だけ行きました。(宿は浅虫温泉という洒落たところでしかもかなりお得な内容でした。)
以下に書きますが、青森県は空路に恵まれていないので、新幹線を利用するのが最安値になりそうです。

結論として、青森~東京(大宮下車、神奈川県内も同様)「トクだ値25%割引」を取れたら最高。
手に入らなかったなら、「株主優待」が次点
といったところです。

なお、「函館だと空路のほうが目に見えて安い」です。

今回は、青森から安く・早く帰る方法と、東北、北海道南部の交通事情を考えてみました。

※JR東日本の株主優待券 18きっぷメインなので実はあまり使ったことがなかったり。

●目次
1.検討において重要なポイント
2.具体的な料金比較
3.まとめ

1.検討において重要なポイント

安く、かつ、できれば早く帰るための重要なポイントを整理してみました。
今回の旅では、青森駅は17時24分につくので、やり方によってはその日に帰れるため、当日帰宅のプランがベターです。

①空路
・JALとANAが就航していない空港は青森以外は安く帰れないので除外

スカイマークが就航したころからの伝統ですね。

複数の航空会社が就航していないとかなり値上がります。

独占禁止法に引っかからないのかな。

(1ヶ月超前の予約で比較すると11,500円が17,000円になり、5割増くらい)

該当空港(羽田就航便、成田は遠い(+1,000円~2,000円のバス+2h)ので除く)
青森空港:JALのみ、三沢空港:JALのみ、大館空港:ANAのみ

・他の地域の空港は、当たり前だが遠いので時間がかかる
空港と空港の距離は、隣の県に行くようなもので大変時間がかかります。

(目安:函館空港:最低+5h(+オプション券2,300円)又は新幹線(+7,000円)かつ今回は逆走
秋田空港:最低+5h)

・間に合わなくて一泊したら、時間と金のロスト(ビジネスホテル+4000~7000円)
泊まらないといけなくなると、休みが一日減ること、宿代がかかることを考慮する必要があります。

②新幹線
・土日の東北新幹線の最上位の割引パス(トクだ値25%割引)は、5分で売り切れるそうな

最安値のトクだ値というパスがあります。

えきねっとというJR東日本のオンラインでチケットを買えるサイトです。

 

ここで発売されている特急券つきチケットを1ヶ月前(実際は13日前の1時40分まで)に購入すると、

最大50%(今回の東北新幹線のチケットは25%)で割引を受けることができます。

→ 今回の予約は見事に会議中で、トイレで抜けるのも無理でした。

愚問ですが、10時30分に見たら売り切れてました。

・トクだ値5%割引より安くなる割引はいっぱいあるので考慮不要
トクだ値には、5%引きというものもあります。

こちらは、他の割引と比べても言うほど安くなりません。(だから割と直前まで残ってたり。)

・優待券は4割引になるが2枚で+4,400円
優待券は株主ではないので買う必要があります。

需要と供給が一致しているのか、相場は割と高めで1枚2,200円、

恐らく、盛岡以北、秋田新幹線以外はあまり特にならない券だったりします。

(オークションだと2,300円が相場、横浜あたりに出れば2,000円で調達可能?)

・優待券でグランクラスは乗れない(残念!)
いっそのこと優待券でグランクラスを・・・と思いたいですが、それはできません。

グリーン券は使えるので、検討価値はあるかもしれません。(ブログネタとしても)

③秋の乗り放題パスで帰る
・3日間で7710円と18きっぷより制限がきついがかなり安く移動出来る

もともと、18きっぷ(秋の乗り放題パス)特例を確認したくて乗っているので、チケットは持っています。

言わずもがな、このきっぷなら関東まで無料で帰れます。

 

ただ、ものすごく時間がかかります。

・秋田周辺で一泊することになる(ビジネスホテル+4000~7000円)
18きっぷで帰るなら+1日が確定します。

時刻を見る限り秋田で宿を取ることになるでしょう。

 

2.具体的な料金比較

A.青森 → 青森空港から空路
スタンダードなコースですが、空路は思ったより高いです。

ANAが就航してくれれば一気に早得は12,000円台まで安くなって、新幹線より有利になるのでしょうが、恐らく当面はないと思います。

 

(1)料金(約17,200円)
バスで700円、
JALのみ16,500円程度(早特)

(2)到着時間(2時間半)
バスが40分程度、終便は20時35分発、羽田到着は21時55分着。

B.青森 → 新青森から新幹線
今回選択したルートであり、青森からは新幹線のルートが妥当のようです。

 

なお、がんばって八戸まで青い森鉄道を18きっぷで2時間乗れば600円くらい安くなります。

加えて、大宮までにすればさらに若干安くなります。

ただ、夜で景色が見られないので今回はプランから外しました。

(1)料金(13,200円~17,540円)
青森→新青森 190円(今回は秋の乗り放題パスで不要)
定価は17,350円です。定価で乗る人はあまり居ないと思います。

①トクだ値25%割引13,010円
②株主優待40%引10,680円+優待券4,400円=15,080円

(2)到着時間(3時間半)
新青森発19時44分 → 東京23時04分
 

トクだ値が入ればかなり有利な値段でいけましたね。今回は買えませんでしたが。

なお、トクだ値と違って、株主優待は普通のきっぷとほぼ同じ扱いなので、列車の変更などができる点が若干長所です。(若干ですが)

C.青森から18きっぷ(秋の乗り放題パス)で帰る(5,000円程度)
東京から青森まで1日で着けるので余裕かと思いきや1日+αかかって思ったより大変です。
なお、時刻はジョルダンで検索可能です。

 

(1)料金(5,000円+18きっぷ)
(7,710円+)ビジネスホテル5,000円程度。当然最安値です。

(2)時間(25時間半)
参考:青森18時25分発 → 秋田21時56分着
(一泊)
秋田 5時54分発 → 東京19時51分着

おまけ そもそも函館から帰る  

 本末転倒ですが、そもそも、津軽海峡を渡らず帰ると安いし速いです。

 

東亜の友達で函館に住んで居る人も居るので、早めに飲み会もできるしこちらのプランのほうが良かったかもという話もあります。

函館観光や温泉(市電経由で谷地頭温泉という公営温泉もあります。)で数時間ゆっくりできますね。

   
(1)料金(12,500円程度)
バス(函館駅 → 函館空港)450円
JAL,ANA共に12,000円程度(AIRDOもある。)

(2)時間
13時以降列車に乗る必要はない。

バスで30分、終便はANAもJALも同時刻 函館19時35分発 羽田21時05分着

●まとめ
結論として、青森からだと「トクだ値25%割引」がダントツかつ使いやすいということになります。
さらに、函館からだと空路となります。

今回は、新幹線で青函トンネルを通る目的があるから仕方ないですが、通常なら函館(もっと言えば札幌が主たる目的地なので新千歳)から空路で帰るところです。
あらかじめ予約をしていると空路が安いとなると、ビジネス利用や仙台以北の人しか新幹線を使いにくく感じます。

また、空路は長距離ほど時間、金額共に有利ということが改めてわかりました。
 

そこで、関東から北海道を目指すのは空路有利(一択とまでは行かないまでも)となってしまうわけです。

JR北海道は一工夫しないと、札幌まで開通しても、東北と北海道南部の需要しか取れない可能性があるのでがんばってほしいところです。

恐らく、1989年から28年間、北海道新幹線が長く開通しなかったので、空路が発達したのが主な原因かもしれませんね。

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