おはようございます。
リュウです。
前回は、会話で失敗する5つのポイントについて書きました。
今回は、過去2回を踏まえて
会話でトクする方法を書いていきたいと思います。
基本的なことなので、誰でも意識的にすればできます。
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コツ1 そのまま受け止める
心理カウンセラーなどと似た考え方です。
彼らは、相手の言うことに、意見をすることもなく、
また否定することもありません。
じっくりと時間をかけて話を聞き、相手の状況を分析します。
グチや不満、悩み事を話すときは、
相手のつらい部分などをまず吐き出させてあげる必要があります。
まず、そのまま受け止めてあげましょう。
コツ2 共感する
もちろんただ聞くだけだと、
相手が応答してくれているか心配になります。
共感も、心のこもったものではないといけません。
相手に伝えるための共感の考え方を書いておきます。
・ 自分の立場ではなく、相手の立場として考える。
・ 自分の身で、相手の出来事が起きたような疑似体験を想像する。
・ 相手の事情が想像できない時は、
自分がわからないことを認め、相手を理解したい気持ちを伝える。
特に3つ目が重要です。
相手を理解したい気持ちがあってこその共感です。
コツ3 間を取る
つい、会話が途切れてしまうと気まずいので、
話し出してしまう人がいます。
そこはじっと我慢して話を聞くことに専念します。
具体的な態度
聞き方と応答の仕方をここに書いておきます。
それぞれとても小さな応答です。
しかし相手は無意識的にそれを見て、
「この人は話を聞いてくれているな」
と感じます。
とても重要なポイントです。
・うなずき
相手が話している途中でうなずくことは、
相手の話を聞いていることと、どう感じているかを示すことになります。
接客のプロだと30種類くらいのあいづちを持っているそうです。
ここでは、いくつかを例としてだします。
1 1回浅くうなずく
「聞いていますよ。続きをよろしくお願いします。」
2 2,3回すばやくうなずく
「そうそう、確かにそのようなこともありますね。」
3 2,3回普通にうなずく
「その気持ちわかります。」
4 深く1回うなずく
「なるほど、全然知りませんでした。」
5 深く1回、続いて2~5回うなずく
「初めて知りました。
おかげでいい勉強になりました。」
プロによると、これ以外にも細かく分けられるようです。
自分はそこまでまだ慣れていないので、
基本的なこの5つを心がけています。
この5種類の使い分けができれば、
おおよその意思表示ができるようになるかと思います。
・あいづち
相手が話したことにあいづちをすることは
「共感」の意思表明です。
あいづちだけで1冊の本が出るくらいなので、
なかなかここで全部説明するのは大変なのですが、
「コツ2」で書いた3つの「共感」のポイントを押さえて置いてください。
・YesNoでできる受け答えはしない
これは比較的話すことの話ですね。
YesNoで答えられる質問は、
その場で答えが出て会話に広がりが出ません。
「サッカーが好きですか?」
と言う質問より、
「日本代表ではどの選手が好きですか?」
をすることで会話に広がりが出ます。
ただ、YesNoの質問の方が比較的最初に答えてもらいやすいので、
コミュニケーションの取っ掛かりでは必要になります。
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話し上手は、聞き上手な方が多いです。
話し上手は、仕事でも上手くこなすことも多く、
人気が高い方が多いです。
また、ことあるごとにトクするシーンもあるかと思います。
「なんてあいつは役得なことが多いんだろう。」
それは小さなコミュニケーションの積み重ねが元になっているのかもしれません。
彼らの中には、
それを意識してやっている人もそうでない人もいます。
しかし、あなたがこれらを意識的にこなすことで、
周りの人との関係がよりよくなっていくことでしょう。
ご参考いただけると幸いです。
リュウ
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