会話の聞き方2(あなたが会話で失敗している5つのポイント)

おはようございます。

斉藤です。

前回、話の聞き方について、

「相手が語りたいこと」を書きました。

『会話の聞き方1(相手が語りたいこと)』
アクセスありがとうございます。【最高の投資家を目指す!】 リュウのブログ は、2020年5月3日に 移転いたしました。元の記事の移転先は、          …

今回は、気づかず(もしくはあえて)失敗している会話について書こうと思います。

前回すべきことを逆にやれていないときに失敗します。

気をつけるべき失敗は大きく5点あります。

これを気をつけるだけで、

大きく会話で失敗することはへると思います。

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1 グチや不平を言いたい人に助言をしてしまう

グチや不平を言う時は、相手に聞いてもらいたいと思っています。

そのため、必ずしも「答え」を求めているのではありません。

例えば、上司の愚痴を言ってきた同僚の話。

同僚「○○、あの上司の△△、酷いんだぜ、(以下グチが続きます)」

あなた「なるほどね、でもそれはお前の仕事の仕方にも問題があるんじゃないの?」

同僚は溜めていたストレスを吐き出したいだけなのです。

あなたにも「悪い」と指摘されたら逆にストレスがたまってしまうだけでしょう。

グチや不満は、じっと聞いてあげることが重要です。

そのストレスを吐き出しきったあとに、

アドバイスをすると、打って変わってあっさりと聞き入れてくれるものです。

2 話を取ってしまう

相手が語りたい苦労話などであるのですが、

あなたの苦労話を聞きたいわけではありません。

同僚「最近仕事がきついんだよな。」

あなた「俺もだよ、朝は7時半だし、帰りは23時、寝る時間も4時間しかないんだ。

ずっと営業で頭ばかり下げているとイヤになるね。」

同僚「それは大変だね・・・。(俺が話したかったのに・・・)」

会話を取ってしまうと、言いたいことがいえなくなります。

時には逆にストレス等を与えてしまいます。

1と同様、相手が話をし終えるまでは聞いてください。

3 先輩にならない、評論家にならない

相手は、自慢したい時もあります。

その自慢が、あなたにとって大したことないと思っても、

それを口に出して言うのは失礼です。

旅行に行こうと思っている同僚を例にとって見ます。

同僚「この夏アメリカのハワイにいくことになったんだ。」

あなた「ハワイかよ。本土の方がいいぜ。

ロサンゼルスやシカゴ、ニューヨークに行ったけど、

あの迫力は現地に行かないとわからないね。」

同僚「そうか・・・。(お前の自慢話が聞きたいわけではない)」

自慢話する時は、それをあなたに披露したいのです。

同僚が自慢してきたら、一緒に喜んであげるべきです。

4 結論付けない、まとめない

相手は、自分の話を展開していきたいと思っています。

あなたが勝手にまとめると、その話したいエネルギーは行き所をなくします。

文章を1人で書くのと違います。

会話は会議などを除いて、

無理やりにまとめて結論付ける必要は必ずしもないのです。

具体的に、まとめてしまうイメージの単語を列記します。

・「それって結局○○だね」

・「つまり○○だね」

・「所詮○○だよね」

・「で、結論は?」

他にも、ことわざや慣用句などでまとめるのもタブーです。

ただ、気をつけるべきことで、

話が長い方もいるので、

まとめるのが絶対的にダメと言うわけではありません。

爆笑問題の太田光氏などは、

「それって○○して、○○して、○○するというようなこと?」

という「疑問系」で「断定しない」聞き方をしています。

まとめ方次第では、相手も意見をまとめられて話しやすくなります。

彼の聞き方は参考になるかと思います。

5 否定しない

人は、否定されるのをキラいます。

仕事などで否定されざるを得ないものもありませんが、

否定されるのを前提で行動したがるひとはいません。

でも、日本は批判や否定をするのを好みます。

テレビや週刊誌もそこは熟知しています。

視聴率や部数が稼げるため、

人を批判する記事をたくさん出し、褒めることはほとんどありません。

ですが、それは一方向なコミュニケーションだから許されるのです。

互いに会話をするコミュニケーションでは、

よほどの事が無ければ、批判、否定はやめましょう。

例えば、奥さんがあなたにネクタイを買ってきたとします。

奥さん「今日、このネクタイ買ってきたの。

あなたに似合うと思うわ。」

あなた「これはいくら位したんだ。

うちが家計がきついのは知っているだろ。

俺もタバコを減らしてるのに・・・」

奥さんは、特にあなたが喜ぶだろうと思って買ってきました。

その行動を否定されることは大変苦しいことです。

人の行動は、褒めることこそあれ、

批判や否定を必要以上にするべきではありません。

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以上の5点に気をつければ、

会話で大きく失敗することはないかと思います。

自分も簡潔な話が好きで、

4などは、話の長い人に対して言ってしまった経験があります。

気をつけないといけませんね。

会話で気をつける点をまとめると、

「相手はあなたに話したがっている」

「相手のことを思った会話」

を大切にすることです。

昨日と今日書いたことを踏まえて、

明日は話し方のコツでまとめたいと思います。

リュウ

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