リュウです。
台風すごかったですね。
今日は特に予定しているものは無いですが、娘の服などを買いに出かけます(電車が動けば)
神奈川県内だと県西部、小田原、箱根、相模原の山側辺りが記録的な雨になっていたようです。
鎌倉市は、若干反れたためか一日中大雨でしたが、豪雨レベルは3時間程度で落ち着きました。
15号と異なり、幸い停電はなし。(市内では約15%(軒数/世帯数)が停電しているようです。)
今日は、「災害対策の準備」を見直してみました。どちらかというと備忘録的要素もあります。
※我が家の台風被害(2019.10 神奈川県鎌倉市)
アパートの間仕切りが壊れました。
●もくじ
1 コンビニ・スーパーの空になった棚を見て呆然
2 ライフライン復旧までに必要な備え
3 災害のために可能な準備
1 コンビニ・スーパーの空になった棚を見て呆然
台風前日の夜は、既に雨は降っていたもののおとなしい日でした。
帰りに、「一応食べられるものくらいは買っておくか」とコンビニへ。
画像の通り、菓子パンなどの棚を見ても何も残っていませんでした。
(カップ麺とスナック菓子はまだ在庫がありました。)
スーパー(イトーヨーカドー)にいけどもやはり食品がほとんど無い。
※近くのあるコンビニの棚(2019.10)
災害時に助け合いという言葉がでるけども、独占してしまう方は必ず現れます。
(東日本大震災の時も買占めで困った方が多かった)
なんとなく我に返り、家に在庫があるし買うのが億劫になったので、スナック菓子だけ買って帰宅。
家に最低限の備えがあるので、停電・断水でもなんとか数日は大丈夫。
日ごろの準備の大切さを改めて感じました。
2 ライフライン復旧までに必要な備え
災害対策として何をどれくらい準備すべきか。
多ければ多いほど安全ですが、邪魔ですし、数年に一回買い換えるのでコストもかかるため過不足無く準備する必要があります。
必要そうなものとしては、
1 電気、水道、ガスが使えない間の飲食・燃料
2 スマホ等の通信機器
3 ヘルメット・軍手などの防護装備
辺りが考えられます。
地震や風水害におけるライフラインの復旧日数について述べている情報はあまり無いようですが3日程度と聞きます。
実際に検討。
今回のは台風でありますが、見つけられた資料が内閣府の出した首都直下型地震に対するものしかなかったので、内閣府の資料を基に参考に考えて見ましょう。
P34の被害最大を想定した場合(一番被害の多い県)で、
水は、1日目に41.4% → 4日目で 12.4%(千葉)
電気は1日目に12.9% → 4日目で 5.6%(東京)
ガスは1日目に19.0% → 4日目で 18.3%(東京)
です。1,2,4日目しか書いてないのですが、
推移から3日で水は8割以上、電気も9割以上の世帯で復旧すると見込まれます。
資料を見る限り、
・電気の復旧(ダメージ)が思ったより少ない。(台風15号を見ているもっとかかりそうに思えますが)
・水がある程度早くに復旧すると見込んでいる
生活においては水ないと生きられないので重要です。
台風15号の千葉県南部の被害を見る限り、もう少しかかるかもしれません。
・ガスは管の安全性を確認が必要なのか時間がかかる見込み
都市ガスを想定しているようで、個別世帯で修理可能なプロパンガスならもう少し早いかもしれません。
目安として、「電気・水道なしで3~4日間程度の備えは必要」と考えます。
3日間という提案と概ね一致、妥当なところ。
なお、ガスで行うことの多くは電気で対応できると思われるので重要度は若干落ちると考えます。
余談ですが、台風15号のときに知ったこととして、「電気が止まると給水も止まる地域がある」そうです。
(神奈川県のHPで台風15号による断水の理由を見る限り、ポンプでくみ上げ切れない模様)
3 災害のために可能な準備
答えありきですが、必要なチェックリストは、日本赤十字社のホームページに乗っています。
チェックリストを見ながら、必要なものを整理してみましょう。
①貴重品系
世帯で貴重品が異なるので、貴重品は忘れず持ち出すことだけ。
東日本大震災でも火事場泥棒の被害が出たようで、持ち出すことだけ忘れなければ良いと思います。
②情報収集用品系
携帯電話は、容量大き目の予備バッテリーを準備。
携帯の省エネ設定くらいは把握しておいたほうが良いと思われます。
神奈川県では、台風15号の被害で3日程度停電した地域がありました。
3日間でも携帯電話が使えずに困った方が少なからず居ました。
ラジオは、年1回動作確認をしたほうが良いかと。
(とはいえスマホのご時勢なので必要ないかもしれない。)
後述の通り、100W程度のソーラーパネルを準備しておくと色々便利そうです。
③食料等
水は1人1日3リットルを目安、我が家でも20リットル(3リットル×2.5人×3日)は要るようです。
(もう少し少なくて済みそうですが、外で動くことが増えそうなので多めに準備)
地震はともかく、台風の場合はあらかじめ湯船に溜めおけます。
ですが、通常はやらないため5年保存の2リットル水を10本くらい準備します。
(ユニットバスなので湿気がこもる。)
食料も、調理せず済みそうなものを3日分。
④便利品系
昔何かの景品でもらったこれが使えると思ってしまってあります。
手回し発電なら、持っていればほとんどの場合で使えます。
ただ、現在では小型の太陽光パネル(100Wくらいあれば十分)が便利です。
(容量が大きいと重くて携帯性が落ちるので50~100Wが妥当。特に鉛蓄電池とパネルが重い)
台風15号で停電した千葉南部の人も活用した話をTwitterレベルで知りました。
太陽光パネルと鉛蓄電池、コンセント用の出力(チャージコントローラ)(参考キット 鉛蓄電器は別途購入)
細かい仕組みは別のサイトに譲りますが、扇風機、PCや携帯の充電くらいは十分いけます。(流石に熱源としてはエネルギー不足。)
懐中電灯(電池)ブザー、カイロ、マッチ・ライターは劣化しやすいのでメンテナンスが必要。
ほかは、年1回中身があることを確認すれば問題ないと思います。
⑤清潔・健康のため系
特記するようなものはありません。
中身の状態を年1回確認すれば問題ないかと。
⑥その他
わが娘もトイレトレーニング中ですが、紙おむつはまだ必要です。
水を吸うと使えなくなるので、管理は必要ですね。
●まとめ
災害対策は、災害が起こると準備を見直しますが、次の災害が起こるころには油断してしまっているものです。
我が家で不足していたものは水でした。(食べ物は3日くらいなら何とでもなりそうでした)
20リットルもあると邪魔ですが、収納スペースに保管しておくようにします。
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