マネーマスターズ列伝 4

おはようございます。

リュウです。

今日は、リチャード・レインウォーター氏の話です。

彼は、本にも書かれていますが、

他の投資家と大きく違う部分があります。

成功しそうな企業を選び、集中投資を行う。

そして、「その企業に乗り込み」、

力ずくで改革、採用・解雇、リファイナンス、合併を行い、

自分の思い描いた成功に近づけるという投資法を行っている。

彼とバフェットと投資以外でも似ているところは、

新聞配達を行っていたことです。

13歳の時新聞配達を引き受けて、

実際はお金を払い、

他の子どもたちに全部やらせていました。

20%を元請料にして自分のポケットに入れるという、

経営センスを持っていました。

そんなレインウォーター氏いわく、

投資で成功するためには何かに特化すべき。

としています。

分散的な手法は一見安全なようで

様々な投資案件に少しずつ手をつけることは「敗者の戦法」としています。

彼が確立した投資手法としては、

1 改革が必要で評判の良くない主要産業をターゲットにする

2 その中でも特に魅力のある企業やセクターを狙う

3 長期的に持続可能な競争優位性を持った企業を見つける

4 事業を切り盛りする「ワールドクラスのプレイヤー」を探し出す。

5 単独で投資をしない

6 外部資金を利用し、リスク・報酬比率を高める

雰囲気的には、バフェット氏の投資方法に似ています。

特に、3番は、消費者独占型企業の考え方そのものです。

実際に、レインウォーター氏は、

バフェットが過去に手放したことを話題に出している、

ディズニーの株式を手に入れて大きく稼いでいます。

現在は、投資をやめ、慈善活動をしているレインウォーター氏ですが、

魅力的な投資家であったこと、

そして、一流の投資家の手法は、

意図せず似てくることがわかりました。

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