娘のポートフォリオとバリュー投資

外国株(ベトナム株・米国株)

娘のために積み立てているポートフォリオと、自分のポートフォリオを比較して、この2カ月の運用パフォーマンスはそこまで変わらなかったことがわかりました。

自分のグロース株の目利きがイマイチだったのもありますが、バリュー株でもそこそこの成績を出すことができると思わされたため、記事にしてみました。

娘のポートフォリオのはなし

自分の米国株資産のポートフォリオは、グロース株を中心に投資しています。
一方で、娘の学資保険の代わりのポートフォリオはシンプルで堅め。

①VTI(ヴァンガード・トータル・ストック)50%
②MO(アルトリア)25%
③RPRX(ローヤルティ・ファーマ)25%

①VTIは米国全体ETF、米国が伸びればおのずと上がるETFです。

②MOは無難なタバコ産業(ESGブームから逆走してまうのですが)。
シーゲル博士の影響を受けているのでタバコは安く高配当のイメージがどうしてもついています。

③RPRXがIPOなので若干グロース側ですが、原資を守る比較的無理しないスタイルで投資しています。

運用パフォーマンス

自分と娘の口座のパフォーマンスを比較。
本来は配当を考慮すべきですが、単純化するために株価部分のみ比較。

自分のポートフォリオ

自分の米国株運用パフォーマンスが、年始から現在までで+8.1%。
ただ、2月末時点ではダメージを受けていて+4.2%でした。

保有していたあるバイオ銘柄が大きく伸びて何とかプラスですが、
先月は年始からマイナスの銘柄も複数抱えていました。

娘のポートフォリオ

一方、娘のポートフォリオは、3月12日現在で+5.8%
RPRXが若干下がりましたが、先週から回復基調。

前年から積み立てる感じで買い増してますが比率はそのままです。
なお、配当を考慮しないもののMOはしっかりと配当を出す銘柄なので、考慮すれば年始から+6%強くらいになると思われます。

バリューも選択肢に入る

金融相場から業績相場へ。
まだまだ金融相場は続き、自分はグロース側の視野を広げるために投資を続けています。

一方で、娘の地味なポートフォリオの運用成績を見ていると、2021年に入って思った以上にバリュー側の銘柄が善戦。どこかのタイミングでバリュー株にギアチェンジしても良いかもしれませんね。

華やかなグロース株はある程度将来への目利きが必要です。
一方、地味な銘柄でのんびり待つバリュー銘柄は実績(業績)に基づくもの。過去のスコアから将来を見通すことができます。

自分の目利きがイマイチと感じる時期ならばバリュー株も一つの選択肢になるかもしれません。

まとめ

個人的には、グロース株は「剣」、バリュー投資は「盾」。
成長を利用した「攻めの投資」と過小評価を利用した「守りの投資」の関係になります。

自分がバリュー投資を始めたのが2009年。捨て値で売られている優良株を買う手法でスコアをあげられる時期でした。

一方米国株投資を本格的に始めた2020年の米国株は、将来を見据えて買う「グロース株」投資が好調でした。

有利不利のある時期も多少はあるのですが、どちらかというと「グロース株」か「バリュー株」かは、自分の投資のスタイルによるものと考えます。
なお、「高成長」しているのに、利益を「過小評価」をされている銘柄もあるので、神経質にならずに自分の持つ基準に基づき「良い銘柄を」選ぶことが大切であると思います。

コメント

タイトルとURLをコピーしました