一休みしてFPの話(一応攻略法も)・・・

リュウです。

 

今年再開してからは、大学院免除の情報をメインに書いていますが、

少し個人的な箸休めを・・・。

 

今日は、FP2級の試験を受けてきました。

3級は○×でときやすいのと、

知識的に重なる部分も多い2級でもいけるだろうと思って受けました。

 

 

一応、FP2級の攻略法も書いていきたいと思います。

これこそ、他のページで解説しているのでいらないかも?

 

●FP試験との出会い

FP資格は興味はあったのですが、

受験するほどでもないかなと思っていました。

 

気になったのが、大学院の友人のIさんと卒業式の午後に一緒にふぐ料理を食べていた時。

名刺を見た際に、FP1級を持っていて、

なんとなく、税理士として個人のコンサルとして役立つかもと思い、受験しました。

 

したがって、受験を意識したのは3月末頃。

いきなり申し込み直前だった次第です。

 

●択一問題の対策
FP2級(3級でも可)クリアした、大まかな流れを載せます。

1 教科書を流し読み(5時間)
2 (過去)問題を択一にして反覆練習(25時間)
3 予想問題・過去問(5時間)

合格までに、合計35時間くらい勉強したと思います。
(若干、すごく見せるために(?)過少に書いてるかも。

なかにはウソか本当か2,3日の勉強で受かった人もいるらしいので、それほどでも無いか。)

1 教科書を流し読み(5時間)

まずは教科書を流し読みします。

実は、教科書を読んだ当初、3級受験にするか2級受験にするか迷っていた頃で、
わたしは3級の教科書でこれをやりました。

意外と2級と共通しているところも多いので、
教科書だけ3級から始める手もあります。

ノートと教科書を準備します。
FP試験は、人にも寄りますが、
いずれかの科目で多少の知識がある方が多いと思います。

例えば、宅建受験者(不動産業)なら不動産(問40番台)、
社労士受験者(関連業務)なら公的保険等(問10番台)、
投資家なら金融(問20番台)、
税理士・会計士受験者ならタックスプラン、相続税(問30番台、50番台)など・・・。

得意分野は軽く流し読みするだけで決着できるはずです。
問題は苦手分野です。

わからないところをノートに軽く書き出して、
「こういうことがわからないのか。」と自覚できる程度にメモって行きます。
(もちろん、精読して理解できればベストですが、

未知(又は不得意)分野だからこそ、わからないのです。)

そして、とにかく可能な限り1日で全部読破します。
全体構成と苦手分野を把握するためです。

 

日をあけると、全体構成がぼやけますので、

ここだけはがんばって休日などに1日でやりましょう。
正直、自分は全工程でここが一番疲れました。

(恐らく、この時点で、知らない分野が多いからかと思います。)

さて、ここで教科書を読みおえたら、しばらく教科書は読みません。
(わからなくて理解したい時に開くくらいでよいでしょう。)

上述の通り、わたしは「流し読み」を3級の教科書でしています。

最終盤(最後の2日)で、軽く2級の教科書を見直しましたが、
それ以外は教科書は使いませんでした。

ここで読んだ知識以外のインプットは、過去問を解く事によりしています。

一応、使った教科書を紹介しておきます。

ですが、そんなにこだわらなくていいと思います。
とにかく「FP(2級)試験の大枠と苦手分野を知ること」を目標にします。

みんなが欲しかった! FPの教科書 2級  【買うなら法改正後の最新版にすること】

2 (過去)問題を択一にして反覆練習(25時間)

さぁ、あとは反覆練習です。
とにかく、問題を解きまくりました。
TACアプリを6周くらい(○×なので各分野130問程度)ひたすら解いたかと思います。

ひたすら解き、解いてく過程で間違えた問題の解説をよく読みます。
だから、最初は時間がものすごくかかります。
3周、4周と慣れてくると、どんどん加速します。

個人的には、スマホアプリのFPの過去問を使うと良いかと思っています。

TACのアプリ  ★必ず法改正後の最新のものを購入してください★

私はTACさんのアプリをオススメしますが、
もっと良いものがあるかもしれません。

TACさんのアプリは、
 「2級の問題を択一ではなく○×形式で解答できること」
「間違えた問題だけを解きなおせること」
「解説があること(解説の無いアプリは無いと思ってはいるのですが一応)」

という長所があります。
裏を返せば、その長所がある別のアプリでもいいと思います。

当該アプリでは、
特に○×形式で練習できたのが非常に良かったと思っています。

2級は4択と言っても、3級と同じ○×を積み重ねて解く形式です。
かえって4択にして、3つの選択肢がわからなくても1つがわかれば解けてしまう練習だと、
練習になりづらいと思います。

3 予想問題・過去問(5時間)

いよいよ予想問題です。
私は試験の1週間前の土日に解きました。

知識が積めるまであわてず、ギリギリまでスマホアプリで○×経験を積みましょう。
体感、2週間くらい前に取り組むといいと思います。
(たまたま自分はその日に用事があったのでできませんでしたが。)

なお、3回分の学科については、気力があれば一気に解いてしまっていいと思います。
ここでやることは、一種の「問題集め」です。

こういう角度から問題が問われるのかとか、アプリとは違った視点で出題されるなとか、
出題傾向を知るために行うといいと思います。

当然、間違えた問題は解説を読みます。
(予想問題は、あってるところも自分は読みました。)

使った教材はこれです。

TAC直前予想 FP技能士2級・AFP  【買うなら必ず法改正後の最新版を買うこと】

なお、実技問題は出題ジャンルで1つしかないので、
前回の過去問を解きました。

以上。

思い返しても、これしかして無いんですよね。

当日は、やれることがなかったくらいです。

 

申し込みの頃に人事異動もあって、
仕事を覚えるので手一杯だったため時間がなかったのです。

●実技問題の対策

択一メインの話しかしていませんでしたが、実技についても少し触れます。

とはいっても、実技については、予想問題・過去問しか解いていません。
結局、応用問題なので、出題傾向を追っても仕方ないと思ったのです。

どんな問題がくるか不明ではありますが、
結局択一の知識を応用して解くため、
対策は択一の練習(つまり○×問題の積み重ね)で対応できると思います。
 

やれることは、過去問を何問か解いて、

いくつかの実技ならではの問題形式を知っておくことは重要かと思います。

自分は時間がなく過去問と予想問題の2問しか解いていません。
そういった意味で、スマホアプリで○×問題の理解を深めておいた方が有用かもしれません。

●結果
あくまで、公開された模範解答を元に採点したのみです。

学科(択一)49/60
実技(金財・生保顧客)43/48

スコアを見る限り、マークミスが無い限りは合格かと思います。

過去問を解いた1週間前の時点で、合格スレスレの36~38点を取っていましたが、

税理士試験と同じく、直前で伸びましたね。

合格してたら、また画像でも貼ろうかと思います。

●FP2級を振り返って

短期ではありますが、FP試験を解いてみて思ったことを整理すると、

・得意分野があるとクリアしやすい
予想問題を解いている時期に思いましたが、

合計点のうち6割で(足きりなく)合格なので、
得意分野が2つくらいあるとして、そこで8問ずつ取れば、
残りの4分野は5問ずつで合格できます。

私は、タックスプランニング(一応、金融も)が得意だったので、
予想問題の21~40問で、大抵16点くらい取っています。
(当日は、FP、不動産、相続の方がスコアが良かったですが。)

得意分野を作っておくと、得点源になる安心感でクリアしやすくなります。

・スマホアプリの弊害
これは予想していましたが、
アプリで反覆練習してクリアすると「実務力」がつきにくいかもしれません。

実技が解けないというのとも違いますが、問題に出そうなところだけ理解が深まるので、
ファイナンシャルプランナーとしての知識は、
(テスト範囲を絞って)狭く深くになっている感があります。

予備校でしっかり雑談まで抑えている人と比べると弱いかもしれません。

とはいえ、1級でそれを学べばいいと思っていたので、
「合格を目指すのみの人」、

「1級で理解を深めるため、2級では基礎知識を得ようとしている人」には、
スマホアプリは、かなり安く、最短手で学べる教材の一つかと思います。

(恐らく教材代は1万円行ってません。)

お金がかかるけど、

一通り予備校で聞いた方が雑学的なものも身につくし、

クライアントに役立つ知識を収集できるのではないかと思います。

・クリアしてみて思うこと
今回の試験は、上述の通り異動などがあって、準備にあまり時間をかけられなかったので、
最短手で合格を目指しましたが、FPの範囲は広く浅く(深くは専門家に頼った方がいいかも)、
自分のためになる知識でもあるため、やってみる価値はあるかと思います。

2級までは、十分独学でいけると思います。

気が向いたらチャレンジしてみてください。
Let’s TRY!

 

 

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