おはようございます。
連続で各テーマも決まっていないので、雑談を続けたいと思います。
現在、男女平等がささやかれて久しいですが、
ふと、年金制度で男女平等に疑問点を感じたので書いてみます。
年金制度とは、
ある一定以上の年になったときに、
働くことができなくなることを考慮して、国、企業などに積み立てたお金を給付させる制度です。
この給付は、主に65歳辺りから給付され、
死亡時まで請求が可能です。
最近だと死亡してるのにもかかわらず、
死亡してないと偽り給付されている不法行為がありました。
この制度で、男女不平等を感じたのは、
「男女の寿命が目に見えて違うのに、掛け金が一緒」なことです。
これは、民間の、特に生命保険の制度では考えられない制度で、
余命を計算した上で掛け金、もしくは給付額が考慮されなければならないと思います
誰でも加入が義務付けられている、
「老齢基礎年金」について比較したいと思います。
男女ではっきりと余命の長さに違いが出ています。
※平均余命とは、その年齢からあと何年生きるかということです。
平均寿命は寿命に達する前に死亡するのも計算に含まれているため、残りの命の数がわかります
少々前のデータになりますが、
平成19年度の厚生労働省から計算すると
男性の65歳の平均余命が18.56歳 人口は1170万人
女性の65歳の平均余命が23.59歳 人口は1576万人
全員が同じ額の年金の費用を負担した時、
男性の取り分が、18.56年×1170万人 = 21715.2(年人)
女性の取り分が、23.59年×1576万人 = 37717.84(年人)
大雑把に計算すると、同額の年金費用を負担した場合、
年金の取り分の男女比は、21:37になります。
せいぜい2~3割くらいだと思ったのですが、
70%も女性のが多く給付されているようです。
民間の生命保険会社でしたら、どう見ても掛け率が悪い女性の給付額に対して、
掛け金の増額を命じると思います。
今年度の国民年金の老齢基礎部分についての負担額が15020円(/月)です。
男女が公平ならば、女性の負担額は、
15020 × (37÷21) = 26463円(/月)
となるはずです。
日本の年金制度は、
男女平等ではなく、女性に優遇の制度だと言うことがわかりました。
私が個人年金を営むならば、
やむなく女性の給付額を下げるか、保険料を上げる措置をすることでしょう。
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