おはようございます。
リュウです。
今日は第6章、「バフェット好みの企業」について書きたいと思います。
前回の「バフェットが投資しなかった企業」は、
「価格競争型企業」という、
商品を他社からも購入できるため、競争力が「価格」になる企業でした。
今回は「バフェット好みの企業」とは、
「持続的な競争力」が必要となってきます。
P66のまとめ部分によると、
持続的な競争力を持つ企業とは、
持続的な消費やサービスを生産、販売している会社と書かれている。
「競争力」を持つ企業とは、
バドワイザー、コカ・コーラ、マルボロなどの主力ブランド商品、
地域に1社しかない新聞など、地域独占力がある。
これらが「持続性をもつ」ことが重要な要件です。
「持続性」とは、
「そうした競争力を保つために多額の設備投資を必要としない」ことです。
売上や利益を出すために、
多額の固定資産費用がかかってしまう場合、
その利益を磨耗させていきます。
バフェット氏は、販売管理費の上昇や、
固定資産に対する投資額(投資キャッシュフロー)あたりに注目しているようです。
P66のまとめの続きですが、
「その企業が過去10年間も同じ商品を生産していれば、
これからの10年間も同じ商品を作り続けるだろう。」
と予想できる企業に対し、投資すべきようです。
・長期的な競争力
・競争力の維持にお金がかからない
バフェット氏がインターネットバブルの時に手を出さなかったハイテク銘柄、
彼らは競争力を持つが、競争の維持にお金がかかり、
どれくらい長期的な競争力を持つか読めない部分がありました。
そのため、成長著しい時でも、
彼にとって「好ましくない銘柄」となっていたようです。
バフェット氏は、「持続的競争力」を持つ企業を見つけたら、
悲観的な相場や、一時的な失敗をした際の近視的な相場で、大量に仕込みます。
そして大きな利益を生み出すのです。
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