リュウです。
第10章に入りました。
今日は、非行少年バフェットの話です。
今まで何人かの自伝を本で見てきて、
子供時代に悪さをしていた人はたくさんいます。
しかし、その中でもはっきりと犯罪の告白をしているのは、
ウォーレン・バフェットの「スノー・ボール」くらいです。
彼は、勉強をしない、服装を正さない、
そして、犯罪行為しています。
スポーツ用品店で、ゴルフバッグやクラブ、ボールを盗んだのです。
おそらく教師や両親から見れば、
とても扱いに困る少年だったに違いありません。
個人的に思うに、
下院議員の息子がこんな状態で、
父・ハワードはアル程度それを容認できていたというのは、
相当子に甘かったのか、
もしくはそれでも信じているという、
すばらしい父親だったのかもしれません。
しかし、そんな息子ウォーレンに、ハワードは最後通牒を出した。
あれだけ無茶をしたのに信じてくれていた父親から見捨てられそうになり、
さすがに思うところがあったのかもしれません。
第10章を読むだけだと、現在のバフェットからは信じられません。
(もっとも81歳になって万引きなどしてたら、
と想像するとなんともいえないところですが)
成人になってしまったからかもしれませんが、
今、私が「この行動をしないとバフェットになれない。」といわれたとしても、
真似したくないですね。
しかしその一方で、
書かなければほとんどの人が知らないだろう自分の黒歴史を、
淡々と載せてしまうバフェットのすごさを感じます。
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