リュウです。
今日は第26章。
この章では、
バフェットの投資の中でもと大成功の部類に入る、
「アメリカン・エキスプレスへの投資」と、「父親の死」が語られています。
アメリカン・エキスプレスについては、
色々なバフェット流投資の本にも書かれているので、知ってる方も多いことでしょう。
大豆油の詐欺事件の概要は以下のようなものです。
検査棒に細工をし、
お金を貸し出す担保となる大豆油を大量に持っていると見せかけて、
実はほとんど持っていなかった。
これはウォール街に大きな影響を与えましたが、
一般人は気にせず(知らず?)アメックスのカードを使い続けました。
そして、ケネディ大統領の暗殺というマクロ的な背景・・・。
市場は暴落を続け、アメックスの株価は地に落ちました。
ゆえに最高の投資環境ができていました。
GEICOしかり、アメックスしかり、ワシントン・ポストしかり、
奇跡的な投資場が10年に1回くらいあるのかもしれません。
(逆に、大きな評価の差異が生まれ、その後復活する企業が少ないということ)
バフェットは必ずそのときに大きなキャッシュを持っている。
保険会社のフロートという大きな現金を持っていることがその要因の1つですが、
株式だけではなくある程度の現金を持つことが大切なのかもしれません。
そして、1964年は彼の身辺で大きな出来事があります。
父親の死です。
ファンドマネージャーとしての父、
下院議員として意見を貫き通した父。
それほど大きくは描かれていませんが、
バフェットにとって父親の存在は、かなり大きなものだったようです。
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