時間短縮のためにしてること

リュウです。
 

台風だけはどうしようもないので、今週は土日共に自宅で引きこもっています。

自分は、サラリーを貰いながら生活をしているため、
平日に時間を取りにくく、独立へ向けてかけられる時間が少なくなってしまいます。

少ない時間の中でやれることを増やすために「時間の管理」が必要になります。
ある程度、整理してみたいと思います。


※欲しい本を読むために、本棚は空にしても半年たたずすぐ埋まってしまいます。

●目次
1.1日は24時間しかない
2.時間を増やすためにできること
3.時間の節約ノウハウだけでは解決できないこと

1.1日は24時間しかない

どうあがいても人は、(大げさですが)この地球に住む限り、
1日24時間、1,440分、86,400秒の時間しか割り当てられません。

うち、最低6時間は寝なければならず、自分の場合は平日の7時から19時までの12時間は仕事で拘束されます。(もっと仕事で拘束される人も多いと思います。)

したがって、平日は限界で6時間、土日は18時間の活動時間を利用しなければならないわけです。(食事等を考慮すると、当然もっと減ります)

限られた時間でやらなければならないこと、やりたいことをあわせて進めていかないといけません。

2.時間を増やすためにできること

こうなると、仕事をやめる以外の手段としては、
「増やす」か、「減らす(時間をかけない)」「人に聞く、頼む」があります。
これらを軸に3つやっている方法をまとめました。

(1)活動時間を増やす
これは「増やす」方法です。

作業をできる時間を見つけ出す方法です。
「スキマ時間」を使う、「睡眠時間を減らす」などがあります。

毎週始めに一週間の予定をたて、「スケジュールを見直して空いた時間を見つけ出しておくこと」が重要です。

しかしながら、比較的通勤時間が少ない(自分はこれに該当。)方だと、
スキマ時間を見つけ出すあまり効果はありませんでした。

睡眠時間を削るのも限界があります。
自分の場合は睡眠時間を6時間としていますが若干足りず、6時間で生活をすると体調が悪くなります。
睡眠不足だと仕事の効率も落ちるのであまり良い手段とはいえません。

とはいえ、
「スケジュールを見直して空いた時間を見つけ出しておくこと」には一定の意味があります。

あらかじめ、自分の「やるべきことをやる時間をスケジュールに組んでしまう」と良いようです。

例えば木曜の18時30分から19時30分までこれをやると決めておき、
その時間は「仕事を終わらせる」、スマホなど「なんとなく時間を消費しない」よう管理をします。

(2)やることを減らす

そこで視点を変え、「減らす」側にシフトしました。

最近の時間不足は、「やることを抱えすぎ」なのだと思いました。

(ブログ「EX-IT」の井ノ上税理士も、「やらないことを増やす」を、テーマやプロフィールに載せています。)

税理士試験が終わったので、試験勉強に割く時間を減らせたので、
独立ヘの計画以外にも、別の資格取得、ブログの更新、友人との付き合いなど多く詰め込んでみたものの、
受験時代より時間がなくなった気がします。

時間が無い以上、「優先すべきものを順序付け」して、「同時にすべきことを極力減らす」しかありません。

自分の場合はまず、「税理士資格以外の資格はあと」「ブログは必須だけど、土日に書く(祭日は書かない)」にしました。

(3)物を減らす

これも「減らす」側の思考です。

やること以外に、「物を減らす」よう心がけています。
これは人それぞれあると思いますが、ついつい溜め込んでしまっているものがあると思います。

物が多いと、色々目移りして、不必要な行動をすることになります。

自分の場合は「本」です。
必要な本を探したり、不必要に読み返したり、時間を浪費する原因になっていると感じました。

ブログの書評の数を見てもらったり、最初の写真でもわかるとおり、
本棚を買ってもすぐ埋まり、古い本を残すために実家送りにしてもすぐ埋まってしまいます。
(あれ以外に押入れ、実家に多数の本があり、パンパンに埋まっています。)

本当に必要な本を除き、徐々に減らすようにしています。

かつては、漫画も含め、本を紙で読むことを好んでいましたが、デジタル書籍はそういった意味で「減らす」に貢献しそうです。
何度も読む本(私の場合はバフェット関連の書籍など)を除き、売ったりデジタルに変えてしまうは一つの手段ですね。

(4)人に聞く、頼む

人にやり方を「聞いたり」、人に作業を「頼む」ことにより、自分の時間を確保します。

同じ作業を完成させるために必要な手数は同じようでやる人により異なります。
独立に関するような内容についても、一度独立をしたり、会社を設立したことがある人に「聞く」ことで、思わぬ遠回りを避けることができます。

仕事については、人に作業を「頼む」ことで、互いの作業を効率化することができます。
事業などでは「人を雇う」ということも含まれます。

一方的に仕事をやらせるというのはどうか、と気になる方は、役割を分けて仕事をすればよいのです。
効率を上げることで、仕事を終わらせて時間をしっかり確保する必要があります。

3.時間の節約ノウハウだけでは解決できないこと

日本マクドナルドの創始者である藤田田さんの言葉として、

「文明が進めば進むほど、生活は複雑化し、現代人は時間が不足してしまう。」として、
時間を節約することのビジネス性を提示しています。

※藤田田『DenFujitaの商法②天下取りの商法 新装版』19頁(ベストセラーズ、初版、1999)

また、
ノウハウに情緒的な面での時間短縮に限界があるとした上で、「ノウハウには限界があるが、その極限まではたどり着くことは可能」だとして、ノウハウにより時短をする時代を予期していました。

時短により余剰が生じたものは、情緒にかける時間に使われるのでは、としています。
ここだけ、若干30年前の予想とは違っているようには思いますが、時短の大切さをかなり前から主張していました。

※同書41頁

↑新装版の初版は1999年ですが、
これらの記事を藤田田さんは1983年頃の記事で書いたというのだから驚きです。

また、遠回りすることにより得た経験が役立つこと、ビジネスになることもありますので、必ずしも遠回りが無駄とは言い切れないことだけは頭においておく必要があると思います。

●まとめ
現在は、時間不足の時代です。
特にサラリーマンは平日はわずか、土日でもそこまでまとまった時間を取ることが出来ません。

そのため時間短縮の方法として、時間を「増やす」、やることを削るなどして時間消費を「減らす」、人に「聞く、頼む」などで、自分の時間を確保する必要があります。

日本マクドナルドの創始者である藤田田氏によると、
ノウハウにより時間を節約をするには限界があるが、まだまだ可能である。
また、時間の節約はビジネスになりうると主張しています。

時間不足の時代の現在、今後も、時間短縮のノウハウの開発を常に心がけていこうと思います。

ビジネスとしての価値もありそうですね。

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