最近、色々な方に夢を叶える支援を頂いているように思います。
そんな幸せの中、ふと思い出したのが「ルディ」という映画。
2009年6月にも記事にしたのですが、最近、再び通しで観てしまいました。
この映画は「夢を叶えられず、そして捨てきれない人」にオススメ。
ぜひ見てもらいたいと思います。
目次
「ルディ-魂のウィニング・ラン」という映画
ルディ 涙のウイニング・ラン という映画作品があります。
夢を持ち、そして諦めきれない想いがある方にはぜひ観てもらいたい作品です。
実話をもとに作られた話で、どことなく当時のアメリカを感じます。
ストーリーそのものは、「夢をあきらめきれない青年が、一つのきっかけで夢を目指し、叶えていく」という単純なお話なのですが、単純だからこそ心に深くしみるものなのかもしれません。
なお、アメフトを詳しくない私でも、そのアツいストーリーに深く感銘を受けたものです。
主人公「ルディ」という人や環境
13年前はネタバレしませんでしたが、30年以上前の映画なのでご容赦を。
あらすじ
主人公ルディには子供の頃からの夢がある。「ノートルダム大学のアメフト部、アイリッシュでプレイする」こと。
ルディ自身、家庭も自身の体格も恵まれたわけではなく、またノートルダム大学は一般家庭が行くような大学ではありませんでした。
ルディは親の工場で働くことになります。ところが、あることをきっかけに彼の夢を再度燃え上がらせることになります。ルディは様々な苦難をこえ、アイリッシュでプレイすることが出来るか。
王道のシナリオといえるストーリー展開かもしれません。
しかし、作品を観ていると彼を心から応援したくなり、自分も夢を追い続けたいと思わせてくれる作品です。
参考(Wikipediaルディ/涙のウイニング・ラン)
作品内で感じたこと
・ルディの生い立ち、家庭環境
彼自身も、彼の家も、そこまで恵まれたものではありませんでした。
豊かではなく、そこまで体の大きな少年でもないルディは、高校卒業とともにアメフトをいったん辞め、父親の工場に就職します。
・友人の死と決意
それでもアイリッシュの選手として活躍する夢を持つルディですが、周りは冷ややかなものでした。ところが、同じ職場で働いていた友人ピートだけがルディの夢を共有してくれます。
そんなある日、ピートが工場の事故に巻き込まれ死亡。
ルディは仕事を辞め、恋人と別れノートルダム大学への進学を決意します。
・一人寂しくバスを待つ
全てを捨てて自分の夢を貫こうとするルディ。
彼を思いとどまらせようとする父親との会話のシーンは印象的です。
父親は今ならいわゆる「ドリームキラー」といえます。
でも、それを単に批判できないようにも思います。
・いくつもの苦難
運よくホーリークロスに入学し、編入によりノートルダム大学を目指すルディ。
「学力(自頭)がない」、「体格に恵まれてない」、「お金がない」といった才能に恵まれなかった彼の唯一の武器は「そのアツい熱意」でした。
そんな苦境のなか、自分で考え、自分の出来ることを続け、苦難を乗り切っていきます。
・挫折をした才能のある友人
彼が一つずつ苦難を乗り切る中、共に歩んだ友人や恩人の過去を知ることにります。
「度胸がない」、「黒人差別で出場させてもらえなかった」、「親が名選手だったプレッシャーに負ける」など、ルディより才能に恵まれた人が何人も挫折をしていることを知ります。
時に、自分より才能が無いのにひた向きチャレンジし続けるルディを疎ましく扱うこともあります。
・支援してくれる人がいる
ルディの強い想いに感化され、手伝ってくれる人が様々います。
入学できる手段がない中ホーリークロスからの編入を提案してくれたガヴァナー神父、
住む場所がなく困っていたところに、こっそり鍵を貸してくれたグラウンドキーパーのフォーチュン、
要領よくテストをクリアできないルディに勉強のコツを教えてくれたD・ボブ。
そしてアイリッシュのチームメンバー。
彼らは、不毛な挑戦をしているルディを最初は疎ましくすら思っていましたが、彼の熱意に触れ、彼の夢を叶えたくなり、少しずつ力を貸してくれました。
・ルディは夢を叶えられるのか
そして最終学年の最後の試合。
ルディは夢を叶えることが出来るのか。
最後のシーンに涙するかもしれません。
夢は一人で叶えることは難しい。でも・・・
30歳も後半になってくると、先輩も後輩も自分の人生に行き詰まりを覚えている人をみます。
これは良い意味でも悪い意味でもあり得ることです。
40歳にもなってあがき続ける人なんてカッコ悪い。
・・・そうかもしれません。
でも、足掻いて、足搔いて、足掻き続けて。
夢のために魂を燃やすことのカッコ悪さ、そして美しさを感じずにはいられません。
自分もいい年になってから税理士を目指し勉強し出したので、不毛な旅路です。
ただ、強い意志に対し支援してくれる方、チャンスを与えてくれる方がいます。
まとめ
最近、自分が税理士になる想いに幾人もの人たちから助けを貰っています。
自分はルディのアツい熱意の半分も持っていないかもしれません。
それでも、ここまで助けてくれる人がいるのです。
(嬉しくて泣けそうではあります。)
今、家族を守りつつ自分の夢を実現し、幾人もの助けてくれた人へ、必ず恩返しをするためにも成功したいと思っています。
自分の夢へのアツい想いと、大きな志が周りの人の心を動かし奇跡を起こすのです。
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