おはようございます。
リュウです。
最近、色々な人に物を売るために、
マーケティングを知ろうと関係書籍を読んでいます。
先日紹介した本の中で、
ジェイ・エイブラハムのハイパワーマーケティングと言う本を紹介しました。
この本から始まったマーケティング手法も多々ありそうで、
まさに教科書的名著でしたが、とても量も多く実践で活かすには理論的部分もありました。
今回紹介する本はそれが簡略化されていて、
「では、具体的には何なの?」を説明してくれる本です。
大魔神(ジーニー)が教えるマーケティングの極意 ジャック・トラウト
この本では、
PCの中から大魔神(ジーニー)が出てきて、
主人公B.Jに10の願い(マーケティングの極意)を教えてくれる作品です。
何でランプの大魔神ジーニーがPCの中にいるかというと、
煙も出さず、音も出せるので便利だからだそうです。
時代の流れですね(笑)
ともかく、ジーニーに教えを聞き、守り、
B.Jはマーケティングスキルを身につけていきます。
マーケティングとはとても分厚い本に、
難しいことがたくさん載っているイメージなのですが、
それを簡単に説明しています。
ジーニーは10の願い(マーケティングスキル)を教えてくれます。
・マーケティング(いかに製品を売るか 核心をつかみ実行すること)
・ブランディング(自社製品や会社自体を差別化すること)
・製品戦略(トップか別セグメントで2番手を目指す)
・価格設定(消費者は思う額より、少しだけ多く払う。高額商品はステータスを与えるもの)
・成長の限界(無理な成長はすべきではない。現実的な目標を立てる)
・市場調査方法と必要性(どのブランドがどんなアイデアを持ち、どうみられているかを知ること)
・広告と評価方法(広告費の半分は無駄だ、しかしどこが無駄かわからない。正直であることが大切。
)
・適切な広告媒体(視覚と聴覚では、聴覚の方が大切である。)
・ロゴの重要性(読みづらいロゴではダメ、社名を基調とし、配色に気を使う)
・マーケティングで陥る7つの大罪
1 放漫(常に顧客の気持ちで考える)
2 欲(欲はウィルスのようなものである)
3 無知(消費者の心を研究せよ)
4 非現実的な希望(何がしたいかではなく、何が出来るか)
5 焦点を失うこと(成功すると手綱を引き締めるのではなく、飽きてほかのことに手を出して失敗す
る)
6 小細工(不必要な改良は混乱をきたすだけ)
7 プライド(競争相手を過小評価しすぎないように気をつけること)
こう、まとめてしまうと、
いつもと同じ書評になってしまうのですが、
今回の本は、大きく書くと列挙した以上のことは書いてありません。
そして、それがわかりやすく書いてあります。
【マーケティングとは何かを知りたい人】は、
ぜひ読んでみてください。
興味を持つことが出来る内容に成っています。
この本を読んだあとに、
ジェイ・エイブラハムに取り組んでも遅くはありません。
オススメです。
ちなみにこの本では、
マーケティングについて10テーマしかないため、
物足りないと言う評価もあります。
この作家の
「売れるもマーケ 当たるもマーケ―マーケティング22の法則」が、
残りを埋める役に立つというレビューもあったので、
後日読めたら読もうと思います。
大魔神(ジーニー)が教えるマーケティングの極意 ジャック・トラウト
リュウ
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今まで紹介してきた本をリストにしています。
あなたの読書の参考になるとうれしいです。
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