高齢未経験者の会計事務所の選び方

リュウです。

 

今日、明日で松本に家族旅行に行ってきます。

4時起きなので眠いスタート、かつ、早速更新です!

目的はりんご狩りで、1歳の娘がたくさんのりんごにどういう反応を示すか楽しみです。

先週の土日に東亜大学のフォーラムに行ってきました。
久々に金子先生の講義を聞くことができ、嬉しかった(のですが、座った場所が悪いのか聞こえない部分もあり若干損した気分ですね。)


※会場の中央大学駿河台記念館(H30.11)

 

東亜大学大学院の法学専攻のOBの方がメインとして、登録制で参加できる集まりです。
開業、勤務を問わず税理士の方が多く、私が目標にすべき人がたくさんいる集まりですね。

自分は、3月卒業の一番下っ端のOBなので、同期と一緒に受付をしていました。
久々に同じ研究室だったIさんとも話が出来たので楽しかったです。

そして、今回は一回会ってみたいと思っていた松井さんが来ていました。
この人のブログを見ながら認定合格申請の書面を作成していたので、思わず「あの松井さんですか!」とか言ってしまいました。

ご迷惑かけました。

松井さんとは、懇親会でも少しだけ話をさせてもらいました。
「現在のひとり税理士の方の真似をするだけではなく、自分の独自性を得たい」という趣旨の言葉が印象に残っています。

さて本題。

 

今回は、「事務所探し」についてです。

まずは「選び方」です。「探し方」はまだ模索中です。(方法が見つかるといいのですが)
先輩方と話をしていた際にいくつかヒントを聞けた気がしたので整理します。

概ね、税理士試験受験生は会計事務所に勤めているから悩まない問題なのですが、自分の場合はそれにあたりません。

実務経験年数はあるのに、実務経験が無いという特殊な環境に有ります。

初学で財務諸表論を7ヶ月半で合格できても、合格時に37歳無経験かつ有資格者寸前だと、この問題は悩みどころだったりします。
本当にどうしたものか・・・・。

●ポイント整理
(1)大規模でないほうが良さそう
(2)帳簿つけしか出来ない場所は厳しい
(3)高年齢、資格取得寸前であっても雇ってくれる場所
(4)結局のところ所長とウマが会う

(1)大規模でないほうが良さそう
結論から言うと、中規模〜小規模のほうが良さそうに思えました。

これは、今の職場でも感じていることですが、

 ①小規模の事務所はオールラウンダー
②大規模な事務所は専門性

になれる可能性が高いように思えました。
他業種でも、部門が多いものには割と当てはまります。

規模が大きくない場合、件数は少ないが所得税も法人税も来るときは相続税も担当しなければいけない。
これはある意味で小規模の特権だと思います。

今の職場が、会計事務所ではないですがまさにコレです。
自分の職場が業務Aも業務Bも業務Cも自分がしなければいけなかったのに対し、大規模な同種の仕事では、業務Aだけで数人つくような場所もあったのを覚えています。

私ならば、大規模な事業所で専門性を高めたいところですが、現時点では一個でも多くの種類を知る必要がある時期だと思っています。両方経験できる時間があればよいですが、片方しか選べないなら間違いなく前者です。

(2)帳簿つけしか出来ない場所は厳しい
独立を目指すなら重要なポイント。

ただ、こればっかりは入社するまでわからないかもしれません。見分け方とかあるのでしょうか。
 

どういう扱いを受けるかは不明な点が多いです。

先輩方も何十も会計事務所に勤めていたわけではないので、実際に面接まで行くか、会社の雰囲気を見学しなければわ
からない模様。

とはいえ、気をつけなければならないところです。

(3)高年齢、資格取得寸前であっても雇ってくれる場所

結局ここなんですよね。
経験者又は若年齢だとここが有利で、引く手あまた。うらやましいところです。

簿財合格時に転職しておけば30前半(32歳)だったから良かったかもしれません。

税理士業界だと37際は独立だと若いといわれ、勤めると遅すぎるといわれる立場。
ここが厳しいところ。

フォーラムの会場で同条件の先輩はいなかったので、自分で見つけ出すしかありません。
ライバルになるから教えてあげない(だから雇わない)。というスタイルが成立してしまうビジネスモデルのようなので・・・。

板倉さんに相談したときにも、辞める時の話と転職の時の話で苦労されていたようだったので、自分も同じようにたどり着くには相応の努力を要することが目に見えてますね。

(4)結局のところ所長とウマが会う

勤務税理士として活躍されていた先輩が言っていた良い事務所のポイントは

「面接で所長とウマが合った」ことです。

20年くらい勤められていて、4年前に税理士として勤務されている方ですが、
大学生の就職活動の際に、会計事務所の所長面接を受けた際に意気投合。
3時間くらい話していたそうです。

そこから20年、一流になった一端は勤めた事務所によるものも大きいかと思いますが、結局一緒に働くのだから所長(職員さん)との相性が良い事は必須といえるでしょう。

●まとめ

小~中規模の会計事務所で、帳簿つけのみの業務にならない場所で、
かつ、高年齢、資格取得寸前でも雇ってくれる場所で、所長とウマが合う事務所。

うぅぅむ・・・。待遇の希望すら書けそうにないな。
こんな会計事務所あるんだろうか・・・・。

それでも見つけるしかないですね。未経験で独立は危ない気がする。

独立までの最初の難関かな。

とはいえこの難関、個人的には一つ楽しみにしていることがあって、
 

高年齢未経験者、かつ、若干不利な業務で働いている自分が、税理士として独立して成功することができたら、
同条件の人達に役立つブログになるのではないかと思っています。

必ずしも恵まれた条件が、独立後に恵まれているとは限りません。
難関こそ、「違い」に変わるときがくるのを期待してがんばっていきましょう。
 

—–

コメント

タイトルとURLをコピーしました