「お前はできる」それだけを信じればよい

起業・独立・マインド

「お前はできない。」

家族、友人、職場の上司、色々な立場の方から何度も聞いたことがある言葉。

これらはアドバイスか。
従うと幸せな未来が待っているか。
それとも・・・・?

最近、いくつか始めたチャレンジに対し、また「できるはずがない」と言われ、
ふと当時のことを思い出しました。

今日は「自分を信じること」について。

「できない」といわれても「自分はできる」と信じること。

他人の夢を刈る「できるはずがない」の言葉

「できるはずがない」という言葉の多くは、相手を幸せに導けません。
むしろ、相手の目標や夢を刈り取り、又は足止めさせるようにすら思います。

その人は、
あなたの何を知っているのか?

その人は、
あなたにできないと言ったことをどれだけ知っているのか?

相手に「そんなのできない」という人達は、一見まともなことを言っているようで、「できない」ことに明確な根拠はありません。

過去に言われた「できるはずがない」

自分も、いくつか言われた「できるはずがない」。
言われた後どうなったかを思い出してみた。

①その高校・大学に入れるはずがない

 最初は学生時代。高校も、大学も当時の実力からすると入ることができないと言われた学校でした。
 (全然地域のトップ校などではないです。自分の実力の限界点の学校ということで。)
 特に高校受験では成績(内申点)が悪く、試験で差を埋めないと逆転できない状況。

 先生に、「君は併願校は合格できるだろうから、落ちても大丈夫。」
 と言われたことを覚えています。(今思うと酷い言われようだ。)

 そんな逆境を乗り越え、試験を合格しました。

②お前に仕事ができるわけがない

 大学院を卒業して今の仕事に就いた頃、何かと文句をつけてくる上司がいました。

 「大学院をでていても、仕事ができねーんだな。」

 正直、腹立たしかった。
 でも、怒りは内に秘め自分の仕事を磨きました。

 仕事を学び、体系化。その上司は当然のこと、職場で一番詳しい分野ができました。

③ベトナム株投資なんかうまくいくはずがない

 言葉もわからず、新興国に投資するなんてお金を捨てるようなもの、できるはずがない。

 10年以上前は外国株投資をしている人も少なく、現地口座を開設する人となるとさらに少なくなります。
 当時友人に言われた「できるはずがない」

 最初に環境を整えるのに苦労しましたが、口座を開設し無事運用。

 10年後の運用成績を見てもらえればわかる通り、ベトナム株が一番の稼ぎ頭です。

④お前が結婚できる(モテる)はずがない

 こんなことを言ってきた人もいました。
 (相手にとっては酒の会話のネタ程度なのかもしれませんが失礼なことを言ってくるものです。)
 当時言った人は覚えてすらいないでしょう。

 今は、素敵な妻に出会い、子にも恵まれました。

⑤他業界なのに税理士試験に受かるわけがない

 これも別の友人に言われました。
 これについては単に「できない」と言われただけではなく、ある年の全科目不合格を暗に喜ばれたときが一番腹が立ちました。

 無力さに泣いたこともありましたが、無事に税理士試験も終了しました。

「いまにみてろ!」の想い

これらを乗り越えた時の共通的な流れ。

 ①「できない」という言葉や個人批判
 ②「怒り」と「悔しさ」を感じた
 ③全力でやり返した(クリアした)

ということ。

個人的には「怒り」の過程を重要に思います。
「怒り」を感じた時に難題に向き合い、クリアしていったように思います。

「いまにみていろ!」の怒りから来るつよい「想い」。

 必ずクリアしてやる!
 出来ないはずがない。と意地を張る。

これらがエネルギーとなって突破口を作り、クリアできたと思っています。

自己啓発などでは、ネガティブな感情として扱われる「怒り」。
個人的には無くてはならないものと思っています。

最初は感情的なものでいい。
自分を突き動かすきっかけを作るために「怒り」という感情に助けられたと思っています。

最後に、「あなたはできない」と言われたあなたへ、

「あなたはできる」

それだけを信じればよい。

怒りをエネルギーに変えて、あとはやるだけ。
走り続けよう。

まとめ

まとめというほどのものではありませんが、3点。

 ・他人の「できない」という言葉には概ね根拠などない
 ・「できない」と言われて「自分はできる」と信じた結果、道を開いた
 ・人格批判の怒りを相手にではなく自分の行動力に注ぐ

最初に書いた通り、最近、再びある方に「お前にはできない」と言われました。

どうしてそういう言葉を出して他者の夢を刈り取ろうとするのだろう。

「お前ならできる、やってみろ!」

と言える大人でありたい。

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