おはようございます。
リュウです。
物を売るためには、「営業力」がないといけません。
今回紹介する本は、
「最小の経費」で「最大の集客」を実現する販促戦略の本です。
この本には、
さまざまな工夫で集客を図るコツが載せられています。
・インターネットを使う
・初期投資で継続的にお客様をつかむツールを出す
・店に「個性」を作る
・アイディアを出す時間をとる
等々、実例を説明しながらアイディアを提示しています。
個人的に気に入った内容としては、
5章の「感動プロモーション」の節です。
P149お客様が、
「自分をお客として認識している場面」
「自分がお客として認識していない場面」
があります。
後者のシーンにおいて、
お客様としての対応、手厚いサービスを行うことで、
お客様に感動を与えることができます。
そして、自分のお店のファンとなってもらうことができるのです。
感動を与える時系列について、
分析していた本を自分は読んでいなかったのでここが特に新鮮でした。
惜しむは、
最後にセミナーの宣伝がついていたことと、一読した感じ、
おそらく、この本で本気を出し切れていない作家さんなんだろうなと思いました。
これは、ややマイナスではあるのですが、
参考になる部分も多いです。
【少しでも、マーケティング、営業力をつけたい方】は読む本です。
リュウ
追伸:
セミナー付書籍全般に言えることをここに述べます。
本を読む読者側からすると、
その本に求めることは結論までの「道筋」と「説得力」です。
今日紹介する本だと「0円営業」の全て。
しかし、
本では半分語り、残りは3万円のセミナーで。
というやり方をしてしまうと、
「3万円のセミナーでも、最後に
【次回のセミナーは●●で、△△について教えます。】」
という連鎖を作ろうとしてくるに違いない。
と思ってしまう方も多いでしょう。
わたし自身は少なくともそう思えました。
ある方が言っていたのですが、
本でも、セミナーでもその人の教えられる全部を出し切って、
同じことを2回、3回と実践できるまで丁寧に説明する。
同じ言葉でも、角度を変え、事例を変え、
より実現しやすく説明できると思います。
無料本や無料レポートならば、あるいは仕方ないかもしれません。
あくまで体験版ですから。
しかし、一般書籍として出された本は有料です。
お金を取るならば、
こちらの方が誠意が尽くされてると思います。
そうでなければ、コカ・コーラの製法のように、
一子相伝で受け継ぐノウハウにすべきでしょう。
中途半端な仕事はやがてお客様に見抜かれます。
そして、最終的には、全力で出し切った人より、
お客様を失うことになると思います。
これは今回の本に限ったことではありませんが、
今後、セミナー付き書籍について、
より良い本を紹介する上で、
考えなければいけないことなのかもしれません。
いくつか紹介してきた、セミナー案内付書籍について、
少々負の共通点と、疑問視をさせられたので、
ここの追伸で書かせていただきます。
セミナー付きでもかまいません。
でも、お金を取るのだから、
【出した本にも全力で責任を持つべき】です。
本を買った以上「お客様」という立場であるので、
著者の米満氏が勧めた、
「感動プロモーション」としては少々心もとない感じがしました。
良書ではあるのですが・・・。
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(平成22年1月31日現在 166冊)
あなたの読書の役に立てるとうれしいです。
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