おはようございます。
リュウです。
今日紹介する本は、高校野球から生れたさまざまな物語です。
昭和55年度生まれが見た平成10年。
横浜高校が高校野球で優勝した年、
野球のみならず、日本では「松坂世代」と呼ばれている時代です。
そんな時代主役を演じている、松坂大輔と、
その近くで活躍した人物の物語です。
実は、私も松坂世代にあたります。
そのため、この本はとても思い入れが深い本でした。
彼らの苦悩、松坂と比較される運命、
また、松坂の捕手というような呼び方をされる小山選手など、
彼の周りの人物の数奇な運命を追った物語です。
出てくる選手の数は数十人。
著者は、その各々の選手についてよく調べており、
おそらく相当細かくインタビューを積み重ねたものと思われます。
個人的には、巨人の木佐貫投手のエピソードが好きです。
彼のまじめなキャラクターには好感をもてました。
高校時代、松坂の捕手をした小山選手も、
木佐貫氏の捕手として大学野球を一緒に戦ってきました。
そして、チームとして。
どうしても、
私は「松坂世代」という言葉が好きになれません。
それと同時に、また巨大なライバルの存在に敬意を表したいものです。
同年度に生れた者として、
松坂大輔という人物と並び、
またそれ以上の人物として「私の世代」と呼ばれるよう成長したいものです。
【松坂大輔とその周りの人物を知りたい人、 また、野球好き】にお勧めする本です。
とても読みやすく、深い考察がされている本です。
オススメします。
松坂世代 矢崎良一
リュウ
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(平成22年8月26日現在 368冊)
あなたの読書の役に立てるとうれしいです。
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