インタラクティブブローカーズ(IB証券)で口座開設

外国株(ベトナム株・米国株)

今日は娘と保育園のイベントへ行ってきます。
昨年までは、縁日風のイベントもあったのですが小規模の展示、入場も親子のみです。

とはいえ、実はコロナ以後で初の保育園のイベント(上級生(3歳以上)は運動会があった。)。
娘と遊べる貴重な時間を楽しんできます。

さて、本題。
最近、【インタラクティブブローカーズ(IB証券)】の口座開設を目指して作業してました。

日本の証券会社でも米国株を扱っている会社は多くなりました。
とはいえ、【手数料と取扱銘柄】の点で若干不便さを感じていました。

特に、手数料が高めなのは目をつむっても、取り扱っていない銘柄が多いことを重く感じ口座開設。

口座開設はもっと丁寧に解説しているページもあると思うので概要だけ解説します。

国内証券会社だと取扱銘柄に制限がある

元々は、そこそこツールが使いやすくてアフターでも売買できるマネックスを中心に米国株の売買をしていたのですが、銘柄の情報を収集する過程で「取扱っていない銘柄」が段々と増えてきました。

折角のチャンスを逃すのがもったいないので、①取扱銘柄が多く、②米国に行かずに口座開設できる証券会社を探していたところ、IB証券が候補に挙がってきました。

国内証券会社

国内証券会社で取扱銘柄が多いところとして、

 ①マネックス証券
 ②SBI証券
 ③楽天証券

などがあります。

日本の証券会社で米国株等を買う場合、「海外の証券会社を経由して代理購入しているような仕組み」になっているようです。そのため、店頭取引銘柄(OTC)などは(すべてを確認したわけではないですが)取り扱ってないようです。

米国証券会社でも取り扱ってないことも

私が、かつてBarkshareHathaway(BRK.B)に投資して、株主総会の通知をもらおうとした時に、米国のSogotradeという会社で口座を開きました。

その時の名残で、米国株を始めた時に投資口座に使っていたのですが、ここも、OTCなど一部銘柄の取引ができない(もしかすると外国人アカウントのみ制限?)ようです。

そこで、今回は再度検討することにしました。

検討した証券会社

Firstrade証券

米国に行かずして、口座開設をできる貴重な海外口座です。

一時期日本人の口座開設をNGにしていた時期もありましたが、口座開設し終えたら基本的には問題はないと思います。ですが、個人的に口座開設の際に、何かを失敗して断念した(IDとパスワードの忘失?)経緯があります。

Firstrade証券の口座開設についても解説ページがいくつかあるので、検索してもらうとすぐわかるかと思います。

IB(インタラクティブブローカー)証券

今回は、こちらを口座開設することにしました。
口座開設してみてわかりましたがパスポートも不要だったので大分楽です。

IB証券のメリット・デメリット

メリット・デメリットの概要

メリットとデメリットは以下の通り。

①メリット
 ・取扱銘柄が多い(米国以外も買える)
 ・手数料がかなり安い

②デメリット
 ・原則的に口座維持手数料がかかる
 ・外国送金で入金(円建てでも)
 ・特定口座にならないので確定申告の時不便

手数料

①口座維持手数料

口座で手数料を払っていない場合、口座残高が10万ドル以下の場合などは月額手数料が10ドル発生します。ただ、株式の取引にかかる手数料を込みで10ドルであるため、頻繁に取引をしているなら気にしなくていいと思います。

詳しくは公式のページを確認ください。 

ホーム | インタラクティブ・ブローカーズ証券株式会社
株式やオプション、先物、通貨、そして債券やファンドに直接アクセス可能な、トレーダー、投資家、およびアドバイザーのお客様のためのオンライン取引ソリューションです。透明性の高い低額な約定手数料と借入金利、そして最良約定のためのサポートです。

月間である程度取引していれば手数料はかかりません。

②株式売買の手数料

料金体系は以下リンクの通り。
国により、取引により手数料が異なるので個別観てください、米国株は以下のリンク(公式)を確認ください。

ホーム | インタラクティブ・ブローカーズ証券株式会社
株式やオプション、先物、通貨、そして債券やファンドに直接アクセス可能な、トレーダー、投資家、およびアドバイザーのお客様のためのオンライン取引ソリューションです。透明性の高い低額な約定手数料と借入金利、そして最良約定のためのサポートです。

最低手数料、従量、金額に応じた手数料の3種で安いもののようですが、かなり安いです。

日本に比べてかなり安いです。日本の証券会社だとMAXで1回2,500円くらいかかりますが、IB証券だと5ドルかかりません。

一回購入して長期投資、というスタイルの方には若干負担が大きいかもしれません。

口座送金

後述しますが、外国送金で入金をするため、若干の手間とコストがかかります。
昔は国内送金で送金できる裏技があったらしいですが、今はできないようなので説明は省略。

確定申告

特定口座と違い、取引履歴を自分で作成して確定申告をする必要があります。
不便と言えば不便ですが、今はExcelで管理することはそこまで難しくないので気にしすぎなくてもいいと思います。

口座開設

実際に口座開設の流れを説明します。

必要書面の作成

英語表記である以外は基本的に、日本の証券口座とそこまで変わりません。
GoogleChromeを利用していると項目が自動翻訳されるので、そこまで苦労することはないと思います。
ネット上で記入できるのですぐ作成可能です
(ベトナムだと「青のボールペンで書く」など、若干面倒でした。)

ハードコピーを取り損ねたので、いずれ載せます。
若干わかりにくい項目のみ、個別調べたものを列挙。

①個人: 一人の個人によって保有および使用される口座
 ジョイント: 二人の個人によって保有および使用される口座
②IRA: 個人退職金口座(通常は使わない)
 SIPP:年金口座

③納税者番号:マイナンバー
④Stock Yield Enhancement Program(貸株)
⑤キャッシュ口座:現金決済の口座
 RegTマージン口座、ポートフォリオマージン口座 信用・先物取引などで必要になる口座


あとは全角(2バイト文字)だとエラーになるようです。

証明書類の送付

必要な書類は、

 ・免許証など
 ・マイナンバーがわかる書類

です。

口座開設のアカウントにログインするとアップロードするリンクがあります。
過去にベトナム(Sacombank証券)や米国株(SogoTrade証券)の口座を開いたときとの一番の違いとして、「パスポート(証明)」を必要としないこと。

ベトナムの場合は、手続きの際にパスポート証明(要は本物のパスポートであることを大使館で証明してもらう)がことあるごとに必要になりました。外国の証券会社なのですが、国内口座扱いになるのかもしれませんね。

免許証とマイナンバー関連の書面があれば足りるため、パスポート関連でやきもきすることはないようです。

送金

送金と証明書の書類は同時期です。

解説を読む限り、「早く送金をしたほうが口座開設も早い」ようです。

送金額等をフォームに入れると送金先の情報が届きます。
送金先は、シティバンクの東京支店です。(多分、誰でもそうだと思います)

東京支店ですが「外国送金」扱いになります。

外国送金もいくつかノウハウがあると思うのでここでは割愛します。
(わたしは、プレスティア(旧:シティバンク)か三井住友銀行を使っています。)

自宅に書留が届く(本人確認処理)

送金の前後で、証券会社から書留のはがきが届きます。
本人宛て、転送不可。

現住所に住んでいるかを確認する目的です。
クレジットカードの発行などでも用いられる確認方法なので、特に解説は不要だと思います。

口座開設までの日数

送金に手間取ったのを加味しても、おおよそ10日ほどで開設できました。

使ってみた感想

違和感なく始めることができました。
システム面、送金面、円建て送金ですが外貨のやり取りも簡単と、不便を感じていません。
(特定口座ではないので、頻繁に取引すると確定申告の時に面倒かもしれません。)

①日本で買えない銘柄が購入できるか
②ツールは使いやすいか

若干画面が細かいですが、使いやすいです。

何より、日本円の送金でFXで通貨を購入して米ドルで株式の売買をできる。
その手数料が安い、ツールもそこまで使いにくくはありませんでした。

デモトレードもできるのでいったん登録してみるといいと思います。

特に、買いたい銘柄が買えるかどうかをチェックすると安心して始められるのではないでしょうか。

まとめ

結論で言うと、IBは使いやすいです。

 ・取扱銘柄も多く
 ・手数料も安く
 ・ツールも不便さを感じない
 ・時間外取引も可能

です、おすすめできます。

気を付けるべきは、外国送金が必要、特定口座はできないこと、口座維持手数料がかかる場合があることです。

私の場合、口座開設する時期が米国大統領選挙直後で急上昇の心配もありましたが、買おうと思っていた銘柄がそこまで短期で上がるものではなかったので、選挙後でも大した影響なく購入できました。

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