国際スピード郵便(EMS)の話

リュウです。

最近、ある投資でお金が入用になったため、ベトナムの口座から現金を出金する手続をしました。

出金の際に、EMS便(国際スピード郵便)を使ったのでどれくらいで到達するかも併せて確認してみました。
EMSを使ったことがない人もいると思うので参考程度に書いてみました。

1 EMSとは
EMSとは、上述のとおり「国際スピード郵便」と呼ばれるものです。

なお、追跡機能や補償制度もあります。
私の書面だと、補償することができそうなのはパスポート証明の1万円分でしょうか。

「国際スピード郵便(こくさいスピードゆうびん、英語: Express Mail Service, EMS)とは、国際郵便の一種で、書類及び物品用の郵便急送業務であり、かつ、物理的手段による郵便業務のうち最も迅速なもの」です。
※Wikipedia(国際スピード郵便

証券会社も、書類の紛失を避けるため、EMSでの送付を推奨していました。
そのため、ベトナムで証券口座開設のときに、必要書面を送付する際にメインで使うことになります。

2 実際に追跡画面を見てみる
折角なので実際に追跡画面を見てみましょう。

番号を打ち込めば確認することが出来ます。
簡易書留の追跡機能とあまり変わらないです。
https://www.post.japanpost.jp/int/ems/delivery/

照会画面を貼ってみます。

EF8833・・・というのが追跡番号です。

東京国際郵便局というも専門局があるんですね。
ホーチミンで税関チェックを受け、到着。

日数にして3日。国際スピード郵便と銘打っているだけあって、結構早く到達するものです。

3 料金
①料金
料金も見てみましょう。
公式ページのPDFが以下のものです。

EMSは2ページ目、通常郵便は4ページ目に掲載されています。料金は地域別で重量ごとに異なるようです。

https://www.post.japanpost.jp/int/download/charges.pdf

アジア圏のみで料金は統一。500g以下で1,400円です。
昔900円くらいで送付できたような気がしたんだけどなぁ・・・、と思ったら案の定値上げしていましたね。

参考:EMSの新しい送料をリスト化。国際郵便料金の改定をまとめてみた。

封筒も2年ほど前に有料化されていたようで、1枚50円。こちらは専用封筒を使わなければ良いようですが、使い慣れてない人こちらを使ったほうが良いと思われます。

②エアメールだったらどの程度安いか

エアメールだとどれくらい安いか。
上述リンクだと、定形外250g以下でアジア圏では510円です。

したがって、1400-510=890円の節約になります。
(封筒もお手製なら+50円で940円?)

しかしながら、エアメールだと遅かったり、郵便物が行方不明になったりすることがまれにあるようなので、
この程度の金額差なら、EMSで送付するのが無難と言えるでしょう。

4 手続
宅配と一緒です、所定の書面に宛名情報や電話番号を書いて送付依頼することとなります。

手元に控えしかなかったのですが、見本を準備しました。

ちょっと画像が小さいですが、全部アルファベット・数字表記です。
①~④が依頼主情報(我々)。⑤・⑥はあて先です。

①Name 名前を書きます、パスポートの通り記載

②Address 住所を書きます。
このサイトの変換が役立ちます。
Kanagawa pref(prefecture:県)とか書きそうですが、Kanagawa kenで全然問題ないようです。
(多分、原則送付する人達が見る事がないからかも?)

③Postal Code 郵便番号です。

④電話番号 自分の電話番号を書きます。
国際電話なので、ゼロは+81(日本の国番号)に書き換えます。
090-1234-5678なら +81-90-1234-5678ですね。

⑤送付先 今回はサコムバンク証券のアドレスです
(ネットで公開してるから分かりやすさ重視であえて消しませんでした。)

⑥送付先電話番号 電話番号を書きます

これを貼り付けて送付すれば受付完了です。簡単ですよね。

国内郵便とは若干違いますが、ほとんど宅配便と同じことを書けばいいのです。

●まとめ
・EMS便は3日でベトナムに届く
・若干高いが大事な書類の送付に向く

外国株投資をするならば国際郵便は割と使うことになると思うので、役立てば幸いです。

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