日本とベトナムの違い

おはようございます。

リュウです。

わたしがベトナム投資を気にかけ出した理由は、

「日本経済の行き詰まり」と「ベトナム経済の若々しさ」に有ります。

長期投資を行うバフェット流、

ジェレミー・シーゲル氏の投資を考察すればするほど、

日本の、

・企業の成長の行き詰まり

・利益率の低さ

・社会保障税増加にともなう消費停滞


の3つが心配になりました。

1つ目の成長の行き詰まりは、

ある程度先進国なら共通する悩みです。

しかしながら、米国でもEUでも、

企業はある程度の利益率を保ち続けています。

日本の企業はどうしてここまで利益率が低いのでしょうか。

また、利益率が低いので、

労働分配も効率よく行われず、消費が停滞してしまっています。

さらに、少ない労働分配に大きな課税が掛けられます。

老人や子どもの補助金を必要以上に出すため、

高額の課税を現役世代は支払います。

これでは、日本経済はどんどんしぼんでしまいます。

2000年になり、

世界が中国に目を向けるようになりました。

中国が加速度的に成長し始めたのです。

「お金持ちになれる人からお金持ちになっていこう。」

中国政府や外資系企業、国内の大手の銀行は、

インフラを整備し、世界有数の経済拠点を完成させます。

アジアで、日本よりはるかに輝きだした国がここにあります。

未だに勢いは収まりませんが、10億人を優に超える人口で、

貧乏人とお金持ちの差が激しくなりつつあります。

中国は、「貧富の差」、「急成長による国民の意識との差異」などにより、

大きな爆弾を抱えたまま2010年代に入りました。

ベトナムは10年遅れの中国、

もしくは、1960年代の日本と言われています。

2000年の中国の人口統計、

1960年代の日本の人口統計とよく似ており、

労働者の質が高いことなどで、急成長の可能性を秘めた国だからです。

1960年代。

東京オリンピックが1964年。

数年前に映画化された「三丁目の夕日」のような舞台で、

国民が一体となってがんばり続けた頃の日本です。

一生懸命働けば、

テレビが買え、車が買え、エアコンが買える。

そんな明るい未来を描き、人々は一生懸命働き続けました。

次第に日本の製品が世界に認められ、

1968年に1億2千万人という小さな人口で、

世界2位の経済大国となることができました。

今のベトナムは、道の可能性を秘めた国となっています。

日本の90%の国土と、70%の人口を持ち、南北に長い国です。

国民1人あたりのGDPが日本の10分の1程度で、

大きなのびしろもあります。

1960年代にタイムスリップして、

日本に投資をしてみたい方にうってつけの国です。

未知の可能性を持つ国に、わたしは期待し始め、

日本国内の投資と同様のレベルで、ベトナムに投資を始めました。

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