損失に訴える売り方

おはようございます。
リュウです。

突然ですが質問です。

あなたは、「得る喜び」と「失うつらさ」、
どちらが大きいでしょうか。

来週末に自分の住む町で、市長選が行われます。

ここ10年来、投票率の低下が話題となっていますが、
自分の住む市も例外ではありません。

そこで投票率を低下させないための方法について考えてみました。

投票率とは、
その区域にある投票権を持つ人に対して、
選挙会場に行って、投票の手続きをした人の割合です。

では、次に何で投票率の低下が起こるのでしょうか。

一番は、「自分の利益にも損失にも直結しにくいこと」に、
あるかと思います。

「○○さんが市長(議員)になっても、
俺が何を得するわけでもない。」
と思う人が多いです。

すると、どうすれば投票率を上げることができるか。
そこで2つのアプローチがあります。

・投票しにきた人に特典をつける(利益を与える)
・投票しにこない人に損失を与える

前者は例えば、投票しにきた人には、
図書カード1000円分を与えます。

恐らく特典が大きいほど人はくると思いますが、
費用がかかりすぎて(10万人有権者がいたら1億円)現実的ではないです。

後者は、実はオーストラリアなどで行われている手法です。

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(3の義務投票制部分)

オーストラリアだと投票に行かないと、
20~25AUD(1,500円程度)の罰金が課せられます。

そのため投票率は90%を越えます。

このようにすれば雨の日でも、投票率は下がらないと思います。
反発は多いですが、一つの手段だと思います。

個人的には損失を与える方法に、
「(10年間くらい)投票の権利を剥奪する。」
という方法を提案してみたいです。

普段投票に行かない人は、
10年間投票にいく権利がなくても痛くもかゆくもない、

・・・はずなのですが、
権利が失われると思うと、急にその権利が惜しくなって、
投票にいくかと思います。

そこで最初の質問に戻ります。

人は、得ることより損失の方を大きく見てしまうようです。

これは物を売る時も同じで、

「限定品」や、「あと○○個」という言葉に目を奪われてしまうのは、
そういう人間心理から来るそうです。

かくいう自分も、思わず買ってしまうことがあります。

そこで試しに、限定じゃない品物を、
「限定○○個」と書いて売ってみてください。

大小ありますが、不思議と売れやすくなるかと思います。

売るためのアプローチには

「利益に訴える」方法と、

「損失に訴える」方法があります。

お試しください。

リュウ

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